「閉経後」は"骨が弱くなる"?-女性ホルモンと骨の関係を分かりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「女性ホルモンと骨の関係」を解説していきます。
.
骨代謝について(骨の特徴)
大人になると骨は変わらないようにみえますね。
しかし、実際には「破骨細胞」による古い骨の破壊(骨吸収)と、「骨芽細胞」による新しい骨をつくる(骨新生)ことが繰り返されています。
.
.
骨が弱くなると?(骨粗しょう症)
何らかの原因により、骨が強度が弱くなり、脆く骨折しやすくなってしまうことがあります。
こうなると、例えばくしゃみやかがむ動きといった、日常の何気ない動作が骨折につながってしまいます。
→このような状態を「骨粗しょう症」といいます.
さらに転倒により「寝たきり・運動不足」となると、筋力低下や認知機能の低下などにつながります。
.
.
閉経後(女性ホルモンの減少)と骨の関係
骨を弱くする(骨粗しょう症)要因として、加齢・喫煙・アルコール・腎不全・低栄養・運動不足などがあげられます。
.
また、「閉経後」は特に骨が弱くなりやすいです。
▼
というのも、閉経後は女性ホルモンの分泌が急激に低下します。
これにより破骨細胞(骨を壊す細胞)が活性化し、骨の破壊が進み、骨が弱くなります。
.
.
骨を強くする・弱くしないために
骨を強くする、または弱くしないためには主に、「食事」「運動」「嗜好品」の管理が大切です。
▼
→「食事」…カルシウムをしっかり摂る・過食を控え、肥満の解消(※ただし痩せすぎない)
→「運動」…適度な運動(※高齢者は負荷量に注意)
→「嗜好品」…禁煙・節酒
適度な運動は、生活習慣病の予防や(筋力向上による)転倒防止といった様々なメリットがあります。
.
.
最後に
このように「閉経後」は特に「骨が弱くなりやすい」です。
だからこそ、食生活を整えたり、適度な運動を行うことが大切です。
では、今回はここまでになります。
参考になりましたらハート(いいね)ボタンを押していただけると励みになります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
併せて読みたいおすすめ記事
●「すい臓が悪くなるとどうなる?」
→すい臓の構造と働きを分かりやすく!
●「腎臓が悪くなるとどうなる?」
→腎臓の構造と働きを分かりやすく!
●「肝臓が悪くなるとどうなる?」
→肝臓の構造と働きを分かりやすく!
●「自律神経が乱れるとどうなる?」
→自律神経について分かりやすく!
(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
● インスタグラムフォロワー1.6万人超
● YouTubeチャンネル
● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
(それぞれ外部リンク)