【防災備蓄】持っているだけじゃダメ!チェックすべき備蓄品の期限3選
地震や台風など心配事が多いこの頃。我が家は備えてあるから大丈夫としまいっぱなしの人は要注意!いざという時に備蓄品の期限をチェックしておかないと使えなくて困るかもしれませんよ。
1.食べ物・飲み物など
体に直接入る食べ物や飲み物の賞味期限はこまめにチェックするようにしましょう。恥ずかしながら、2024年8月に発生した日向灘地震をきっかけに我が家の備蓄してある水を確認したら1箱分だけ賞味期限が過ぎていました。
幸い未開封であれば数日のうちに飲料水や生活用水として使えるようなので棄てずにすみましたが、確認しなければ知らないうちに膨大な量の飲み物の期限を切らしていたことでしょう。特に今のような暑い季節は食料品が傷みやすく健康面に影響も出やすくなります。「長期保存だから大丈夫」と安心しきらず、確認しながらローリングストックすることで無駄を減らしましょう。
2.電池・ガスボンベ
災害に備えて電池やガスボンベを蓄えている人も多いかと思います。確かに持っていれば安心かもしれませんが「使用推奨期限」や「使用期限」が過ぎたまま知らずに使用すると事故や怪我につながる恐れがあります。
電池は液漏れを起こすとたとえ乾燥していても、やけどや最悪の場合失明してしまう危険があります。また、ガスも爆発する恐れがあります。
そして「使用推奨期限」や「使用期限」はあくまでもメーカーが推奨する保管状態をさします。物の期限をチェックするついでにサビや変形なども確認するとより安心ですよ。
3.薬・簡易トイレ
持病や万一に備えておきたい薬も使用期限をチェックしておきたい物のひとつ。じつは薬は食品と同じように品質を保証する使用期限が決められています。見た目に変化がなくても、使用期限を過ぎた薬は効果を示さない可能性も。特に持病をかかえている人は、かかりつけ医に相談しておくといいでしょう。
また、簡易トイレにも使用される凝固剤によって期限があるのをご存知でしょうか。いざという時に困らないためにも使用期限や交換目安を確認して困らないようにしておきましょう。
備蓄品は持つだけが安心じゃない!
万一を考えて「備えあれば憂いなし」で備蓄している人も多いかと思います。しかし、備えっぱなしで物の期限のチェックを怠るとただのゴミを蓄えているだけになってしまうかも!古い物は日常で使い、新しい物を備蓄する。こまめに備蓄品の期限をチェックしてより安心できる環境を整えておきましょう。
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