赤西仁、国内ツアーで健在!東京のステージに現れた意外な人物!!
芸能マスコミでの露出がほとんどないため、「彼はいま、どうしているんですか?」「日本にいるんですか?」という質問をよく受ける。
“彼”とは赤西仁くんのこと。聞いてくるのは、ファッション関係者だったり、美容師だったり、彼をリスペクトしてやまない、おもに30代の男性たちである。
そんな赤西くんの情報を、昔からのファンであるテレビ関係者から入手した。
7月3日の埼玉から『JIN AKANISHI LIVE TOUR 2015 ~Me~』をスタートした赤西くん。前回は昨年11月で、スタンディングのライブツアーだったのだが、その時のMCでの観客とのやりとりで出た「席のある箱(会場)も……」という声を取り入れ、今回はホールツアーになったのだという。
今回のツアーは、追加公演、再追加公演を含め、埼玉、大阪、千葉、福岡、東京、神奈川、北海道、新潟、栃木、三重、宮城、愛知など、12都道府県、計16会場で、ファイナルは9月25日の渋谷公会堂だ。
昨年、「席のある箱でも…」という観客から要望は、メインともいうべき、アラフォーの女性ファンたちからだったという。ずっと立ちっぱなしは辛い……。その気持ち、アラ還の私にはよ~く分かる。
聞けば、今回のツアーの最年長客は70代だともいうが、最近は「赤西くんを知ったのは子供の頃に見たドラマ『ごくせん』第2シリーズ(日本テレビ系)や『anego』(同系)」という10~20代前半の観客も増えているとか。つまり、「KAT-TUN」時代の赤西くんのことはそれほど知らない新たなファンである。
だからか、チケットは各会場とも入手困難で、なかでも、7月27日に行われた東京国際フォーラムAホールはもっとも“激戦”だったそうだ。
同会場は、KAT-TUNが最初にソロコンサートをした場所で、赤西くんにとっても、当時から彼を応援し続けているファンにとっても“聖地”と言える場所。何か特別な演出があるかもしれない……と会場の期待が高まるなか、MC明け、アルバム『~Me~』のリード曲である『Let Me Talk To U』 がスタート。他会場同様、花柄の仮面を付けた“女性”ダンサーが登場した。
しかし、照明や立ち位置がこれまでとは異なり、他会場も観ていたファンがザワザワし始めた頃。“女性”ダンサーがノースリーブのワンピースを脱ぎだした。
ついに裸になった“女性”は、「破天荒」と書かれた赤フン(ドシ)を着けていて……、そう、その人は、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇だったのだ。
吉村?なんで???と多くの人は疑問に思うだろう。いわゆる“赤西軍団”のメンバーにも、お笑い芸人はいなかったし……。
芸人の交友関係には詳しい私にとっても、意外な情報だった。
ファンの中には、赤西くんがツイッターで、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)でフンドシ姿で女性を口説いていた吉村くんを「おもしろい」「友達になりたい」とつぶやいていたことを知っていた人も多かったものの、なぜ本人までつながったのかは分からなかったという。
赤西くんいわく、共通の知人がいたそうで、その人を介して会うことができ、「ライブに出てよ」という赤西くんの申し出を吉村くんが快く引き受けたそうだ。
その吉村くんとのやりとりは約15分ほど続き、赤西くんも非常にうれしそうだったし、楽しそうだったという。
赤西くんというと、マスコミ嫌いで、インタビューでもほとんど話をしてくれないという“評判”が多かったアーティストだ。
確かに、マイクを向けられることはそう得意ではなさそうだし、これまで何かにつけて、ナナメな……というか、正反対とも言うべき報道も多かったせいで、「分かってもらえる人にだけ分かってもらえればいい」とうい境地に達してしまったのも理解できる。
しかし、そう数多くはないものの、私が取材で接した赤西仁くんは、本当に正直で、心優しく、自分の言葉で伝える、ファン想いの青年だという印象しかない。
そのファッションセンスや音楽センス、歌の巧さをリスペクトする“後輩”たちは相変わらず多く、今回のツアーのように、俳優・赤西仁から入って、アーティスト・JIN AKANISHIに辿りついた10代のファンもいるとなれば、彼もまた新たな手応えをつかんでいるに違いない。
私にこの情報を教えてくれたテレビ関係者の女性は、「昔はあんなに苦手だった“トロッコ”に載っての煽(あお)りも国際フォーラムでは観られた」と満足げだった……。
「赤西くんは日本でツアーを頑張ってます!」
私の周囲にいる男性ファンたちに早速こう伝えるつもりだ。