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全国的にも知られる今の博多ラーメンの代表格〈泡立つ豚骨スープが特徴的〉4年連続で食べログ百名店に選出

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

2012年、福岡県福岡市博多区博多駅東。JR博多駅の筑紫口からも程近い場所に博多ラーメン専門店となる「博多一双」をご兄弟で創業。数年後には、日々営業開始前から長蛇の列をつくる人気店へと成長。創業からわずか12年ながら地元客や常連客にとどまらず、国内からの観光客や出張族、インバウンドのお客様まで、その人気を一気に手に入れ地元福岡で新たな旋風を巻き起こす、豚骨ラーメンの超人気店となっている。2020年から現在まで、4年連続で食べログの百名店にも選出されている。

今回、訪問したのは2016年の9月開業した「博多一双3号店」となる〈博多一双祇園店〉。「祇園店」はカウンター6席、2人掛けのテーブル席が3つの合計12席ほどの小箱。以前は比較的お客様も少なく「博多一双」の中では穴場的なスポットだと思っていた。しかし、最近は人気店の宿命なのか、特にお昼時は行列も当たり前になりつつあり、地元民の日常使いとしては、なかなか難しくなってきているという実情がある。

一双に行きたい時は祇園店へ

「博多一双」を思い出し、どうしても食べたくなった時は、まずは「祇園店」へ。平日にもかかわらず、博多区博多駅東の「駅東本店」の、あの長蛇の列を一度でも目にしたことがある方は分かると思うけど、正直長時間並ぶのはちょっと厳しい。そんな時は、まず「祇園店」を目指して行動を起こしてみようと思う。だけど最近はこちら「祇園店」の場所も知れ渡り、お昼のピークは少なからず行列ができるようになっている。そんな事情もあり、どうしても食べたくなった時は夕方の時間帯を狙って訪問。行列が長ければ諦め、短ければ並ぶという流れに。この日は期待通り夕方近くで行列はほぼ無い状況。それでも店内は満席状態ながら回転は早く、待たずに券売機前へ進めた。

券売機では最上段の味玉ラーメンを発券

店内に入って左手の券売機では迷わず「味玉ラーメン」を発券し、麺の硬さは「カタ」で注文。カウンターの一番奥の空席に着席。ラーメンが配膳されるまでの間、先客と後客が入れ替わり立ち替わり。またもや満席になり、外には新たに並びもでき始めていた。

待つことしばし、配膳された一杯は、泡々とした見た目からも「泡系の豚骨ラーメン」。濃厚かつコッテリとしながらも口当たりは思いの外あっさりマイルドでとても食べやすい。だけどやや甘めなカエシが独特の旨みを纏いたまらなく美味しいと思える逸品で替玉までサラッといける。

あわせる麺は、もっちりとした中にもツルツルと喉越しがよく歯切れもいい、細ストレートな平打ち麺。泡系な濃厚スープにもよく絡んできて心地いい。

博多駅筑紫口そばになる「博多一双 博多駅東本店」の行列を見てあきらめていた方も多いと思いますが、博多駅からも徒歩圏内だし、福岡市営地下鉄に乗って一駅の「祇園駅」か「祇園駅」までの地下連絡通路もあるのでお近くにお寄りの際は〈博多一双祇園店〉も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

博多一双祇園店
住所  :福岡県福岡市博多区祇園町3-2[地図
営業時間:11時00分~24時00分 ※スープ売り切れ次第終了
定休日 :不定休
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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