夜泣きの専門家が伝える「新生児期の睡眠の特徴」生活スケジュール表付き
ご出産おめでとうございます!新生児期は、ママの体が疲れのピークを迎える時期でもあります。生後3ヶ月頃までの間は、ママの体力回復を最優先に考え、無理をしない範囲で過ごしてくださいね。
今回は、2500人の夜泣き・寝かしつけ改善をしてきた乳幼児睡眠コンサルタントの三橋かなが、0~1ヵ月ごろの「赤ちゃんの睡眠の特徴と、夜泣き予防」について紹介します。
point1:1日の約6割を寝て過ごす時期
もっと寝ている子もいますが、ちょこちょこ起きては寝てを繰り返す時期なので、「6割も寝ていない!!」と思うママは多いかもしれません。
新生児期は、昼夜の区別がなく、1日の約6割を寝て過ごす時期です。この時期の赤ちゃんは、自分のペースで寝て起きてを繰り返すことが基本です。ママも、赤ちゃんのペースに合わせて過ごすことで、育児の負担を軽減できます。
パートナーや周りにもサポートをしてもらって、休むことを大切にしてください。
point2:昼夜のメリハリを意識しよう
赤ちゃんが昼夜のリズムを整えるためには、光の役割が非常に重要です。
朝になったらカーテンを開けて自然光を取り入れ、夜は室内を暗くしましょう。こうすることで、赤ちゃんの体内時計を整える練習ができ、昼夜の区別を学ぶことができます。
point3:睡眠のリズム
新生児は1日の大半を寝て過ごし、1ヶ月を過ぎると起きている時間が少しずつ長くなることもあります。睡眠環境をしっかりと整えて、命を守る環境と夜泣き予防の環境整備をしてくださいね。(※1)
赤ちゃんのペースを大切にしながら、ママ自身の体調管理も忘れずに行い、無理のない育児生活を送りましょう。
point4:赤ちゃんがご機嫌に起きていられる時間を知っておく
赤ちゃんがご機嫌に起きていられる時間をしめす活動時間(※2)というものがあります。これらを目安に寝かせてみると、寝やすいこともありますので、参考にしてみてくださいね。
【生後0~1ヵ月の睡眠モデルケース】
あくまで目安であり、この通りに過ごさなければいけないというものではありませんが、参考にしてみてくださいね。
この時期、昼寝や沐浴、おふろの時間については、赤ちゃんのご機嫌やママ・パパの都合に合わせて大丈夫です。昼夜の区別がまだついていないため、昼寝は明るい場所で行うのも問題ありませんよ♪
気負わず、しっかりと頼って育児生活のスタートを切りましょう。