山手線内で最高峰44.6mの「箱根山」って知ってる?なんと登頂証明書までもらえるんです
こんにちは、ホリデーノートを運営しているotoです。今回は、山手線内で最も高い山「箱根山」に登ってきました。しかし箱根山は人造の山。天然の山では港区にある愛宕山が最も高く標高は25.7mになります。
標高44.6mの箱根山があるのは新宿区「戸山公園」
標高44.6mの箱根山があるのは新宿区にある「戸山公園」です。最寄駅は東京メトロ副都心線「西早稲田駅」。戸山公園は明治通りを挟んで、大久保地区と箱根山地区に分かれおり、箱根山があるのはもちろん、箱根山地区になります。
戸山公園箱根山地区は、江戸時代に尾張徳川家の下屋敷となり、広大な池泉回遊式庭園「戸山荘」が造られた場所です。庭に池を掘った土で築かれた築山が、現在の「箱根山」になります。
丸い玉を伏せたような山であったことから当時は「玉円峰」と呼ばれていましたが、庭園内に小田原宿を模した場所があったことから、後に「箱根山」と呼ばれるようになったそう。
「箱根山西口」から標高44.6mの箱根山頂目指しLet's 登山!
箱根山地区に入るには、「箱根山西口」「大久保通り口」「箱根山南口」「早稲田口」などありますが、「西早稲田駅」から歩いてたどり着いたのは「箱根山西口」でした。まずは、なだらかな坂道を歩いて行きます。
「箱根山」を示す案内板に出会いました。「箱根山西口」から、この案内板に出会うまではたったの2分!
箱根山と書かれた大きな石を発見!
飲食禁止の案内。公園で飲食禁止というわけではなく、箱根山の頂上での飲食は禁止ということです。登山といえば山頂でのおにぎりですが、ここではダメなようです。
いよいよ、頂上に向かう狭い階段を登って行きます!
頂上に着きました!スマホで撮った写真の時間を確認すると、「箱根山西口」から、たった5分ほどで山頂に着いたようです。
山頂からは遠くの景色を眺めるという感じではありませんが、青い空と深い緑だけが見える世界!ここが新宿区であることをうっかり忘れそうになる景色です。
写真では見づらいですが、石に「標高44.6m」と彫られています。
「戸山公園サービスセンター」にて、自己申告にて「登頂証明書」を発行しますよ、という案内などが書かれています。
そして「本日は登山まことにありがとうございました。どうかご無事に下山されることを切に祈念しております」と締めくくられています。
入口からたった5分の山登りはお散歩気分でしたが、空と緑だけが見える景色と、「登山まことにありがとうございました…」という温かい言葉を目にし、山に登ったという実感がふつふつと湧き上がります。
登ってきた階段とは違う階段から下ってみました。あっという間に下山です。
下山後に見た景色がこちら。箱根山を眺めるように、ベンチがずらりと並んでいます。その数、なんと12基!木陰になっているので寛ぐにもよさそうです。
戸山公園サービスセンターで「登頂証明書」をもらおう!
最初に、戸山公園は大久保地区と箱根山地区に分かれていると書きましたが、箱根山があるのは「箱根山地区」で、戸山公園サービスセンターがあるのは「大久保地区」です。距離にして1kmほど離れています。
戸山公園サービスセンターは、とても立派な建物です。8時30分からオープンしているので、早い時間に山に登った方も、「登頂証明書」をいただくことができます。
窓口で「登頂証明書が欲しいのですが」と声をかけると、「登頂証明書」に日付のスタンプを押してくださり、箱根山についての説明をしてくださいました。証明書の発行は無料です。
そして「本日はお暑いなか、登頂していただきありがとうございました」との言葉とともに、登頂記念の紙袋もいただきました。
戸山公園 箱根山
住所:東京都新宿区戸山1~3丁目
電話番号:03-3200-1702(戸山公園サービスセンター)
公式サイト(外部リンク)
登山後は古民家カフェで健康的なランチはいかが?
小さな山登りで健康的な時間を過ごしたあとは、古民家カフェで健康的なランチをいただき、とことんヘルシーな休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
「ベジトコーヒー」は、野菜を中心にした食事がいただけるカフェです。戸山公園サービスセンターからは若干距離はありますが、箱根山からは1kmほどの場所になります。
可愛い看板犬もいるアットホームな雰囲気の古民家カフェは、どこか田舎を旅しているような気分。音楽もスローでとても癒されます。小さな山登りとあわせて、週末のお手軽デイトリップを楽しんでみては。
ベジトコーヒー
住所:東京都新宿区西早稲田1-1-8
電話番号:03-6205-9410
公式インスタグラム(外部リンク)