等々力渓谷は遊歩道閉鎖でも超楽しいって知ってた?!日本庭園・茶屋・等々力不動尊どれもよすぎる
こんにちは、ホリデーノートのotoです。2024年11月現在、東京23区唯一の渓谷である「等々力渓谷」の遊歩道は通行禁止となっています。(公式サイトによると2025年中には全面開通の予定)
世田谷区であるとは思えないような大自然を楽しめる「等々力渓谷」が閉鎖されていることを、残念に感じている方もいらっしゃると思います。
しかし!日本庭園や等々力不動尊、茶屋へ訪れることは可能。しかも、この3つだけでも、とっても楽しめるんです。
竹林もあって風情たっぷりの「等々力渓谷日本庭園・書院」
等々力渓谷の下流部に位置する「日本庭園・書院」。作庭したのは、“雑木の庭”の創始者と言われる飯田十基(いいだじゅうき)氏です。渓谷の斜面を生かした造りとなっており、起伏に富んでいます。
庭園の高い場所には書院があり、中に入って寛ぐことも可能。
たわわな緑のなか下っていくと石灯籠が置かれた小さな池があり、池泉庭園であることがわかります。
さらに進むと趣のある竹林が!「かぶき門」へつづく石段にそって広がっています。
「かぶき門」と色づきはじめた紅葉もとても風情があります。「かぶき門」を出ると歩道があり、渓谷を流れる谷沢川があります。
日本庭園を後にし、渓谷の緑に引き寄せられるようにして歩くと、雰囲気のある木でできた「利剣の橋」にたどり着きます。この橋をわたると、つぎの目的地である茶屋「雪月花」が現れます。
渓谷の緑に囲まれた茶屋「雪月花」
等々力渓谷のふかい緑に囲まれた場所にひっそりと佇む茶屋「雪月花」。お店の前にいくつかのベンチが置かれていますが、店内にもお座敷が広がり、窓側のテーブル席からは渓谷の緑を眺めながら過ごすことができます。
とにかく美しくて見惚れてしまう看板。メニューはおしるこ、あんみつ、くずもち(土日限定)などの甘味のほか、抹茶や甘酒といった飲み物が用意されています。
せっかくなので屋外の緑に囲まれたベンチでいただきました。注文したのは”おしるこ(700円)”。付け合わせの塩昆布と、温かいお茶もついてきます。
趣のある茅葺き屋根の茶屋や、野天傘を眺め、自然のBMGを聞きながら過ごすひとときは、旅行の途中にフラリと訪れた気分。束の間の非日常のひとときを味わえます。
展望も楽しめる癒しの「等々力不動尊」
「雪月花」があるのは「等々力不動尊」のふもと。筆者が”おしるこ”をいただいたベンチのすぐそばに、朱色の灯籠がぽつりぽつりと並ぶ石段をあり、この石段をのぼると「等々力不動尊」の境内にたどりつきます。
見晴台からは色づきはじめた紅葉が目の前に!
さらに階段をのぼると本堂があり、木組の舞台が設置されています。かっこいいですよね。木組の舞台からは見晴台よりも高い場所からの眺めが楽しめます。
等々力不動尊の境内にも甘味処を発見!「雪月花」と同じく、カラフルな絵が描かれた看板が美しくて惹かれます。
「四季の花」ではソフトクリームやコーヒーをいただけます。筆者がいただいたのは”紫芋のソフトクリーム(400円)”。
木々に囲まれ神聖が空気が漂う境内を眺めながらソフトクリームをいただくのも格別です。
等々力渓谷日本庭園・書院
住所:東京都世田谷区野毛1丁目15-15
開園時間:午前9時~午後5時(3月~10月)/午前9時~午後4時30分(11月~2月)
休園日:年末年始(12月29日~1月3日)
雪月花
住所:東京都世田谷区等々力1-22-47
営業時間:平日11:00~16:00(L.O 15:30)/土日祝10:30~16:00(L.O 15:30)
公式サイト(外部リンク)
満願寺・等々力不動尊
住所:世田谷区等々力3-15-1
公式インスタグラム(外部リンク)