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【北海道室蘭市】炭鉄港カード第4弾が絶賛配布中!室蘭で配布中のカードをゲットしました《カードめぐり》

日下部千里ローカルフリーライター(室蘭市・登別市)

「炭鉄港」という言葉をご存じでしょうか?「炭」は石炭、「鉄」は鉄鋼、「港」は港湾、そしてこれらを繋いだ「鉄」道をまとめた言葉で、明治以降に開拓された北海道において「北の産業革命」とも言われています。

炭鉄港カード第4弾が7月1日から配布中!

「炭鉄港」は、“本邦国策を北海道に観よ!〜北の産業革命「炭鉄港」〜”というタイトルで日本遺産に指定されており、構成文化財を中心に企画されたものが炭鉄港カードです。

図柄は構成文化財のほか、ゆかりのある場所や歴史、技術、食べ物などをピックアップしており、昨年配布された第3弾までに63種+ゆかりのある人物カード6種(うち、3種はコンプリートキャンペーンの特典)が登場しています。

今回は第4弾として、「炭鉄港」日本遺産認定5周年を記念し、配布当時大人気で早期配布終了が相次いだ第1弾カード23種が復活!さらに4種類のホログラムカードを加えた全27種類が、2024年7月1日から道内各地で配布開始されました。

そのうち、室蘭市内ではNo.19、20、人物カード、ホログラムカードのNo.67の合計4種類を配布しています。

炭鉄港カード第4弾の告知チラシ(表面)
炭鉄港カード第4弾の告知チラシ(表面)

炭鉄港カード第4弾の告知チラシ(裏面)には、貰えるカードと配布場所が一覧で掲載されている
炭鉄港カード第4弾の告知チラシ(裏面)には、貰えるカードと配布場所が一覧で掲載されている

室蘭市で配布している炭鉄港カードの配布場所・撮影場所をご紹介

No. 19 工場景観と企業城下町のまちなみ

キャッチコピーは「夜景鑑賞の人気スポット」。「鉄」のカテゴリに区分され、煌めく白鳥大橋と美しい工場夜景の写真が使用されています。市民にとっても「これぞ室蘭」と感じる要素がギュッと1枚に詰まったカードと言えるかもしれません。室蘭の道の駅である、カナスチールみたら室蘭の売店でいただくことができます。

カナスチールみたら室蘭の外観
カナスチールみたら室蘭の外観

カードの写真は潮見公園展望台から撮影したもので、炭鉄港のモニュメントも設置されています。カードを手に入れたら、ぜひ訪れて写真を撮っておきたいですね。

潮見公園展望台にある、炭鉄港モニュメント
潮見公園展望台にある、炭鉄港モニュメント

写真の構図でパチリ。崖と海に程近く、風が強いので要注意
写真の構図でパチリ。崖と海に程近く、風が強いので要注意

カナスチールみたら室蘭 詳細
住所:室蘭市祝津町4-16-15
電話:0143-26-2030
営業:9:30〜19:00
休業日:なし
駐車場:あり
※配布期間(夏季)の情報を掲載しています。冬季は営業時間・休業日が異なります。詳しくは公式ホームページ(外部リンク)をご確認ください

潮見公園展望台 詳細
住所:室蘭市東町3丁目、みゆき町3丁目
駐車場:あり

No. 20 室蘭市旧室蘭駅舎

キャッチコピーは「北海道内最古の木造駅舎」。「鉄」のカテゴリに区分され、クラシックな雰囲気の旧室蘭駅舎の写真が使用されています。なお、この「鉄」は「鉄鋼」ではなく「鉄道」の意味なので、お間違えのないように。

配布場所は、もちろん旧室蘭駅舎内。現在は室蘭観光協会が入っているので、職員の方にお声がけするといただくことができます。

室蘭市旧室蘭駅舎の外観
室蘭市旧室蘭駅舎の外観

旧駅舎の写真を撮る場合、建物の向かい側の歩道で撮るのがおすすめ。この道は交通量が多いので、すぐ隣の横断歩道を利用し、決して車道を横切らないようにしてください。

駅舎とカードをパチリ。木造の古い建造物なので写真映えもバッチリ
駅舎とカードをパチリ。木造の古い建造物なので写真映えもバッチリ

旧駅舎の中には室蘭の炭鉄港の歴史を知らせるパネルや物品を多数展示しています。室蘭の炭鉄港ビギナーさんはここからカードめぐりの旅をスタートすると、より深く楽しむことができるでしょう。

室蘭市旧室蘭駅舎 詳細
住所:室蘭市海岸町1-5-1
電話:0143-23-0102
営業:8:00〜19:00
休業日:なし
駐車場:あり
※配布期間(夏季)の情報を掲載しています。冬季は営業時間・休業日が異なります。詳しくは公式ホームページ(外部リンク)および公式ブログ(外部リンク)をご確認ください

人物カード 廣井勇(ひろい・いさみ)

廣井氏は、近代土木や港湾工学の父と呼ばれている方で、小樽港や函館港をはじめ、稚内港、釧路港、留萌港などを設計。その他、橋、ダムなど数多くの構造物の建築にも携わりました。

配布場所は室蘭市民俗資料館(とんてん館)です。「見学したいのですが」と事務所にお声がけしたところ、資料館のパンフレットと共にいただくことができました。

資料館とカードをパチリ。館内は撮影禁止なので要注意
資料館とカードをパチリ。館内は撮影禁止なので要注意

資料館の中は、無料で見学することができます。2階の常設展示には炭鉄港に関連する資料も展示されており、ファン必見のスポットです。

室蘭市民俗資料館(とんてん館) 詳細
住所:室蘭市陣屋町2-4-25
電話:0143-59-4922
営業:10:00〜16:00 ※入館15:30まで
休業日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
駐車場:あり
※資料整理のため、1月20日から3月19日まで休館となります。その他の情報について、詳しくは公式ホームページ(外部リンク)をご確認ください

ホログラムカードも室蘭で配布!

第4弾では炭鉄港カード初の試みである「ホログラムカード」が今回新しく登場、室蘭市でも配布されています。今回配布されているNo.67はNo.19の写真を新しく撮り直した別デザイン。No.19と同様に、カナスチールみたら室蘭で手に入れることができます。

念願のホログラムカードを手に入れた!かっこいい!
念願のホログラムカードを手に入れた!かっこいい!

No.19とNo.67の比較画像。一見、2枚とも同じ写真を使っているように見えるが、景色の撮影角度が異なっている
No.19とNo.67の比較画像。一見、2枚とも同じ写真を使っているように見えるが、景色の撮影角度が異なっている

ホログラムカードは配布に条件があり、No.67は「売店で税込1,500円以上の買い物をした方にのみ配布」となっています。対象者全員に配布しているわけではなく希望者にのみお渡ししているそうなので、お買い物前に「まだありますか?」と確認することをおすすめします。7月28日時点の在庫状況を売店の方に伺ったところ「減ってきてはいますが、まだまだ配布期間を持てそう」とのことでした。

なお、こちらの売店は室蘭市内有数の地場産業品・地元飲食店商品の取り扱い店舗なので、お土産に、ご家庭用に…と、何を買おうか迷ってしまいます。西胆振の美味しいものが揃っているので、お買い物もぜひ楽しみましょう。

今年の夏は、室蘭の炭鉄港の歴史を知る旅をしてみよう

炭鉄港カード第4弾発行にあたって、炭鉄港推進協議会 事務局さまからのコメントをいただきました
第4弾となる今回の炭鉄港カードでは、2020年に配付した第1弾炭鉄港カードの復刻版に加え、初めての試みであるホログラムカードを作成しました。今回初めて炭鉄港カードを知っていただいた方はもちろん、過去の配付カードを集めていただいている方にも炭鉄港エリア14市町を巡って楽しみながらカードを集めていただき、炭鉄港について知っていただけると嬉しいです。

現在配布が終了している第2弾や第3弾でも、室蘭市の鉄鋼業にまつわる様々なカードが配布されており、炭鉄港を知れば知るほど「現在も名前を聞く企業がたくさんあるな」「様々な企業が鉄鋼業に携わっているのだな」と知ることができるはず。

炭鉄港カード第4弾の配布は2024年10月31日まで。既に配布終了になっているカードもあるので、気になるものがあったら早めに訪問して手に入れましょう。カードの在庫状況は炭鉄港ポータルサイトの炭鉄港カードのページに随時更新されているので、訪問前に確認するのがおすすめです。

今年の夏はカード片手に室蘭市の鉄鋼業と鉄道のロマンを感じる旅をしてみてはいかが?

炭鉄港 詳細情報

HP:炭鉄港ポータルサイト(外部リンク)
SNS:公式Facebook(外部リンク)

取材協力:炭鉄港推進協議会様、室蘭市様、室蘭観光協会様
※記事の内容は取材当時のものです

ローカルフリーライター(室蘭市・登別市)

北海道登別市在住。「地域の方々と対話する」をモットーに、室蘭登別エリアの飲食店、イベントレポート、観光など様々な話題を発信します。

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