【北海道登別市】休業中だったガレットのお店「魔法のじゅうたん」がコミュニティカフェで再始動!
2020年にオープンした、新鮮なお野菜とこだわりのお惣菜をたっぷり使用した栄養満点で華やかなガレットのテイクアウト店「魔法のじゅうたん」。
口コミで広がり「魔法のじゅうたんでガレットを買うために登別へ来ました」という方が現れるほどの人気店だったのですが、惜しまれつつも諸事情により2023年に一時閉店。
その後はイベント出店などの形態で運営してきました。
しかし2024年5月、店舗の公式Instagramで「登別市のコミュニティカフェであるカフェ&レストランともかなのOne Day Chef(ワンデイシェフ)を活用し、定期出店することになりました」という告知を発見!早速オープニングイベントへ行ってみました。
そもそも、ガレットはどういう食べ物かご存知ですか?
ガレットはフランスの料理の分野では「丸くて平たい料理(やスイーツ)」を指しますが、日本ではブルターニュ地方で食べられていたソバ粉を使用したクレープ状の生地で出来たお料理をイメージする方が多いかもしれません。
ハムなどのお肉、チーズ、卵や野菜など様々な素材をのせて楽しむだけでなく、折りたたんでクレープのようにいただいたり、ロールサンドのように具材と共に丸めていただくこともでき、幅広い楽しみ方があるのが特徴です。
ともかなOne Day Chef初日にお邪魔してきました
2024年6月8日(土)は、魔法のじゅうたんにとって新たな門出となる、ともかなOne Day Chef 初めての営業日でした。
物販エリアと焼きたてガレットをいただける飲食エリアが用意されていました。
営業時間の終盤に訪問したため、まったりムード…かと思いきや、店長を務める田中麻美さんがものすごい勢いでガレットを仕上げています。お客様も注文もひっきりなしで、人気っぷりにただただ驚くばかり。
焼きたてのガレットを席で食べることができる幸せ!
これまでの魔法のじゅうたんはテイクアウト店”だったため、自宅や職場などの場所へ持ち帰る必要がありました。熱々で作られたガレットも、家に着いたら冷めていた…という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ともかなでは焼きたてのガレットをその場でいただくことができるのです。ああ、なんて贅沢!
スイーツ系お手軽ガレットで生地の美味しさを実感
まず手元に届いたのがお手軽ガレット「プレミアムシュガバター500円」。お手軽ガレットは、以前の店舗ではシンプルなクレープ風や主食メニューとして人気だったカテゴリです。
江丹別産のソバと国内産韃靼ソバの 2種類をオリジナルでブレンドするなど3年間ガレット粉の改良を続けてきた魔法のじゅうたん。「シンプルだからこそ、生地の味を楽しんで欲しい」と、自信を持って提供するメニューです。
焼きたてになると縁のサクサクとした食感と香ばしい香りがより引き立ち、美味しさも倍増。あっという間に1個完食してしまいました。
ガレットの王道コンプレットこそ至高!熱々をいただく贅沢
次に購入したのが、本日のプレートガレット「コンプレット(炭火焼きカモ)850円」です。
コンプレットは、ガレットの中でも定番のメニュー。具材はハム、チーズ、卵のみですが、ハムを鴨肉に変更していただきました。「特にシンプルなので、生地の美味しさを楽しめるメニュー」なのだそう。
ナイフとフォークで一口大にカットしていただきます。トロッとした卵とガレット生地の相性がとにかく抜群!焼きたての香ばしさやバターのコクもプラスされてとんでもない満足感です。鴨肉の独特な肉質と脂の旨みは、蕎麦の香りともぴったり。
濃厚さはあるものの軽い食べ口なので、あっという間に完食してしまいました。
楽しく美味しい空間づくりを目指して
田中さんにともかなでの今後の営業について伺ったところ、「販売内容は時期などにより変更していくので、内容は流動的なんです。来てくださった方々のお声に耳を傾けながら、『みんなが楽しく過ごせる空間』を目指して行きたいですね。」と、これからの運営に意欲を見せていました。
ともかな One Day Chefの日を含めた魔法のじゅうたんの営業日は、Instagramで詳しく配信していくそう。その月だけの限定メニューやイベント出店情報も掲載しているので、忘れずにチェックを。
魔法のじゅうたん 店舗情報
電話:080-1876-5028
支払い方法:現金、各種QRコード決済対応
HP:公式ホームページ(外部リンク)
SNS:公式Instagram(外部リンク)、公式X(外部リンク)
※ともかな One Day Chef営業は、登別市桜木町3-2-16にて実施
取材協力:魔法のじゅうたん 店主 田中麻美様
※価格は全て税込です
※記事の内容は取材当時のものです