そのむくみは「内臓疲労」のサインかも?-"内臓の疲れ"によるむくみ(浮腫)について解説!-
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おがちゃん先生です。
今回は「むくみと内臓疲労」について解説していきます。
むくみについて
むくみは、専門的に「浮腫(ふしゅ)」とよばれ、体内に余分な水分が蓄積した状態です。
例えば、足がむくむと腫れぼったい・重い・だるい・張りを感じるといった症状が現れることがあります。
むくみが起こる原因は様々ですが、一例として以下のようなことあげられます。
運動不足・筋力低下・内臓の疲労・長時間、同じ姿勢でいる・食生活の乱れ・持病など
そのなかで今回は、内臓の疲労(特に肝臓・腎臓・心臓)に注目して、むくみとの関係を解説していきます。
①むくみと「肝臓の疲労」
肝臓は、右上腹部にある大きな臓器です。
様々な働きがありますが、"むくみ"と大きく関係しているのは「アルブミンを合成」するという働きです。
アルブミンは、血液中に多く存在するタンパク質の一種で、体内の水分バランス(浸透圧)を正常に保つために重要な物質です。
そのため、肝臓の疲労→アルブミンの合成低下→水分バランスの乱れ→むくみと繋がってしまいます。
②むくみと「腎臓の疲労」
腎臓は腰の辺りに左右1つずつある臓器で、主に「尿をつくる」役割があります。
腎臓で尿をつくる際には、「ろ過」と「濃縮(再吸収と分泌)」という過程を踏みます。
そして、腎臓が疲弊すると、尿を正常につくることができず、体内に余分な水分が蓄積して、むくみが起こります。
また、むくみは「足」だけではなく、「顔(まぶたなど)」で起こることもあります。
むくみと「心臓の疲労」
心臓は、全身に血液を送り出す「ポンプ」のような役割のある臓器です。
心臓が絶えず、ギュッとギュッと血液を送り出してくれることで、体内の血液循環がスムーズに行われています。
そのため、心臓が疲弊すると、血液循環が悪くなり、むくみが起こります。
"全身"の血液循環が悪くなるため、足だけではなく、顔やお腹(腹水)にもむくみが起こることがあります。
内臓を元気に保ち、むくみを予防しよう!
ここまで紹介したように、"内臓の疲労"がむくみに繋がってしまうため、その予防として「①食習慣」「②運動習慣」「③ストレス管理」が大切です。
①塩分や脂肪を摂りすぎない・節酒など
→「栄養不足」もむくみの原因となり得るので注意。
②1日30分以上を目標に運動をしよう!
→有酸素運動や筋力トレーニングをすることで血行促進が期待でき、生活習慣病の予防にもなる。
③自分なりのストレス解消方法を探そう!
→おすすめ…ヨガ・瞑想・入浴・映画鑑賞など
生活習慣を整え、内臓に負担をかけすぎないように心がけましょう。
今回はここまでになります。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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