そこで今回は、初心者さんでも簡単に、楽しく漆喰風DIYができてしまう『モルモル 』を使ったDIYをご紹介します。

手で塗る塗り壁材『モルモル』って何？

モルモル（MORUMORU）とは手で塗る壁用仕上げ・補修材です。
手で塗るので初めてでも簡単に塗ることができて、漆喰風の壁に仕上げることができるんです。

モルモルのメリットは？

• 屋内・屋外両方に使うことができる
• 壁紙の上から使える
• 特別な道具がいらない
• １度塗りでOK（漆喰に比べ短時間でしあがる）

屋内はもちろん、屋外でも使用出来るのでブロック塀に塗ったりお庭の外構にも使えますね。
植木鉢に塗ってリメイクしたり、使い方は無限大！
そして、壁紙の上から塗ることができるものうれしいポイント。砂壁や繊維壁の上からも塗ることができますよ。

準備するもの

• マスキングテープ
• 養生材（マスカーなど）
• モルモル

下準備をしよう

モルモルを塗るところと塗らないところの境目にマスキングをします。
そのほか、床や扉など汚れないようにマスカーなどで養生しておきます。

既存の壁紙が剥がれかけていたり、浮いている所はタッカーでとめておきます。

自由に塗ってみよう

下準備が出来たら、あとは手で自由に塗り広げていくだけ！とっても簡単で楽しいですよ！

手荒れを防ぐために手袋を装着してくださいね。（モルモルに付属してます）

漆喰や珪藻土は基本的に2度塗りが必要ですが、モルモルは1度塗りでOKです。完全に乾く前にマスキングを剥がして完成です。
乾いたあとだと、マスキングがキレイに剥がしにくくなるので注意してくださいね。

ビフォー

アフター

デメリットはないの？

簡単お手軽に使うことができるモルモルですが、使用してみて感じたデメリットもご紹介しておきます。

• 漆喰や珪藻土のような調湿・防臭効果はない
• 施工時のニオイが人によっては気になるかも

漆喰のような塗り壁材は、その調湿・防臭作用が魅力のひとつですが、モルモルはあくまでも漆喰「風」仕上げ材なのでそういった効果は期待できません。
漆喰の雰囲気を手軽に楽しみたい人向けですね。

ニオイについては、感じ方はそれぞれですが私の感覚ではなかなか「ツン」とくるニオイで施工中はちょっとキツかったです。
窓全開にして換気しながら施工しました。
ただ、ニオイが気になるのは施工中だけで、モルモルが完全に乾いてしまえばニオイはしなくなるので大丈夫です。

とにかく簡単！楽しいモルモルは初心者さんに超オススメ

特別な道具も必要なく、手で感覚的に塗っていくだけで雰囲気のある漆喰風の壁に仕上げることができる「モルモル」。初心者さんや、塗り壁DIYはハードルが高くて諦めていた方にもオススメです。気になったらぜひ挑戦してみてくださいね。