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これで解決!薄いピザ、チーズがずり落ちる問題・マナー講師お勧めの薄いピザを上手に食べる方法

樋口智香子マナー・コミュニケーション講師

薄い生地のピザを食べるときに、チーズや具がずり落ちてしまい、困った経験はありませんか。
ピザの生地は、大きく分けて2種類あります。

ひとつは、アメリカンタイプ。

イタリア発祥のピザが、アメリカに伝わり作られた生地で、パンのようにふっくらとしています。

もうひとつは、本場、イタリアンタイプ。
薄く伸ばしてカリっと焼き上げる生地で、クリスピータイプと呼ばれることもあります。

イタリアのピザ生地にも、地方ごとの特色ががあります。
ミラノ風と呼ばれるものは、薄く、丸く、大きく伸ばし、縁でも厚さ5mm以下と非常に薄いのが特徴です。

薄いピザは、食べようと持ちあげたときに、チーズや具がずり落ちてしまうことがありますね。

そこでこの記事では、マナー講師である筆者が、具を落とさずにピザを上手に食べる方法をご紹介しします。

本場、イタリアではこの方法で食べる人も多いそうです。ぜひ、ご覧くださいね。

1.ナイフとフォークを使用します

2.皿に取り分け、とがった先端を内側に少し折り曲げます

ナイフとフォークで内側に少し折り曲げます
ナイフとフォークで内側に少し折り曲げます

3.フォークで押さえながら、ナイフでくるくると巻いてゆきます

4.巻いたものを、ひと口サイズにカットしていただきます

この方法で食べれば、お皿を汚すこともなくきれいです。

とはいえ「ピザは手で持って食べたい!」という声も多いでしょう。
もちろん、手で食べてもOKです。
大きさにもよりますが、少し折り曲げるようにして持てば、具をこぼしにくいです。

手で食べるなら、折り曲げるとこぼれにくいです
手で食べるなら、折り曲げるとこぼれにくいです

ピザの直径が大きくて、どうしても具が落ちてしまう場合は、フォークで具を乗せながら食べてもいいでしょう。

尚、洋食のマナーを考慮するなら、洋食ではお皿を持って食べるということをしません。マナーとまでは言わずとも、お皿で受けながらピザを食べる姿は、あまりスマートではありませんので、上記、2つの方法を参考になさってくださいね。

以上、薄いピザを上手に食べる方法をご紹介しました。ぜひ、ご活用くださいね。

マナー・コミュニケーション講師

マナー・コミュニケーション研修講師。千葉県出身、元資生堂ビューティコンサルタント。NLP心理学とマナーをかけ合わせたプログラムにより、ビジネスマナー研修・接遇マナー研修・コミュニケーション研修棟を実施。全国250か所から招致され、指導人数は延べ20000人以上。セミナー・研修の他、書籍の出版、コラム執筆、雑誌記事や教材監修など幅広く活動中。

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