出しっぱなしの原因は?
よく、お片付けや整理収納について調べると「定位置を決める」や「モノの住所を決める」という言葉を目にした方、多いのではないでしょうか?
モノにはしっかりと元に戻す場所を作ってあげる。そうするとどこに片付ければいいか一目でわかりお片付けしやすい。もちろんそれは正解なのですが何も考えずに空いているスペースがあるからここに新しく購入したモノの住所にしよう!と決めてもうまくいかないことがあります。それはモノの住所を決めるまでにはいくつか意識しなくてはいけない点があるから。今回は物の住所の決め方について我が家の子供用日焼け止めを例に挙げてご紹介していきます。
1.使いやすい高さに収納する
人が最も取りやすいと感じる高さは台に乗ったり背伸びをしなくても届く目線からしゃがまなくても取りやすい腰くらいの高さ。引き出しの場合は胸の辺りから腰くらいの高さです。この使いやすい高さを意識してモノの住所を決めていきましょう。また、子供が使う物なのに大人が取りやすい高さになってしまうと子供は取り出しにくく片付けにくくなってしまうので出しっぱなしの原因にもなってしまいます。
2.動線は短いか?
使う場所と収納する場所が離れ過ぎていることも出しっぱなしの原因になります。なるべく使う場所のすぐ近く。もしくは使う場所までの動線上に収納するようにしてあちこち移動しないことを意識していきましょう。
3.アクション数は少なく
使いやすい高さ、動線も意識できていてもアクション数が多すぎると取り出すのがめんどくさい。片付けるのがめんどくさいと感じてしまいます。アクション数とはモノを取り出すまでにかかる動作の数です。1扉を開ける2引出しを開ける3引出しの中の箱を取り出す4箱を開ける→モノを取り出す。このアクション数は4回になります。このアクション数をどれだけ少なくしていくかも大きなポイントです。お子さんの収納であれば0回〜1回くらいのアクション数でモノが取れないとめんどくさいと感じてしまう事が多いのです。
ぜひこの3つのことを意識しながらモノの住所を決めてみてください。格段に取り出しやすく片付けやすくなりますよ!