ここの収納使いにくいな・・・そう感じる方はぜひ試してほしいお片付けのプロも実践する2つのポイント
しっかり収納したはずなのになんだか使いにくい・・・。そんな風に感じる事、ありませんか?その原因はもしかすると収納する「位置」に理由があるかもしれません。
そこで今回は、忘れてしまいがちだけど実はとっても大切な収納する位置についてお話をさせていただきます。
収納する高さは意識できていますか?
人が使いやすいとされている高さは、目線から腰くらいの高さ。この高さを意識すると押入れやキッチン収納のような場所では、よく使うものは「中段」に。
そしてキッチンであればホットプレートや土鍋など。
押入れであればストーブや扇風機といった季節家電など重さのあるものは、取り出しやすさ、片付けやすさを考えると「下段」に収納する事がおすすめ。これは、もし地震が来た時も、棚の上から重いものが落ちてくるのはとても危険な為、安全面を考えた上でも、重たいものは下段に収納するのがいいでしょう。
そして「上段」は背伸びをしたり、台などの上に乗らないとものが取り出せない為、一番使用頻度が低いものを収納するのがおすすめです。
このように高さを意識するだけでも、ものの取り出しやすさや片付けやすさがうんと違います。
手前と奥を意識する
引き出し収納の場合は、手前と奥、それぞれに何を収納すればいいのか?ということも考えなくてはいけません。引き出しを全て引き出さなくても簡単に取り出せるよう、手前によく使う物を収納し、あまり使わないものを奥に収納するのがおすすめ。例えば、カトラリーを収納している引き出しであれば、毎日使うお箸やフォーク、スプーン類は手前に収納し、クッキングスケールやエッグカッターなどのたまにしか使わないものは奥に収納します。引き出しを少ししか引き出さなくてもいい事と、奥までしっかり引き出さなくてはいけない事。たった数センチの差ではありますが、このちょっとした違いが日々の行動の中で取り出しやすさ、片付けやすさに繋がるのです。
いかがでしたか?このように棚であればよく使うものとたまに使うもので高さを変えた収納。引き出しであれば奥と手前に分けた収納をすることで、毎日の取り出しやすさ、片付けやすさ変わってきます。忘れてしまいがちだけど実はとても大切な収納する位置。ぜひ皆さんも意識してみてくださいね。