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「ピーマンの種を捨てる」←「それやめて!」料理人からのお願い【そのワケとは?】

皆さん「ピーマン」は好きですか?

この質問に、多くの方が『苦手』と答えるかもしれないですね。ピーマンの独特な苦味や香りが原因で、子どもから大人まで苦手意識を持つ人が多いのも事実です。今回はそんな嫌われつつあるピーマンについてのお話です。

特に「種とワタの部分」に焦点を当てて、その価値についてお伝えしたいと思います。ピーマンが好きな方はもちろん、苦手な方も最後まで読んで頂けば…ピーマンの真の価値に気づくでしょう。どうぞ、最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. 「苦味の元」はなに?
  2. ピラジンは超優秀
  3. 問題は「種の食感」
  4. まとめ

「苦味の元」はなに?

そもそも、ピーマンの「苦味の元」になっているものはなんでしょうか?

実はピーマンの苦味成分の1つに「ピラジン」が挙げられます。このピラジンはピーマンの独特の香りや味を形成する重要な要素ですが、その苦味が原因で苦手と感じる方も多いです。

つまり、苦味の元は「ピラジン」です。

ピラジンは超優秀

そして、このピラジンが超優秀なのです。具体的に説明すると…

【ピラジンの効果】
・血液サラサラ効果
・薄毛予防効果
・美肌効果
・代謝促進効果 などなど…

こんなにも嬉しい効果が期待できるピラジンですが、実は「ワタ」や「種」にしかほぼ含まれておらず、その量なんと…皮の約10倍

問題は「種の食感」

「ピーマンは丸ごと食べた方が良い」ということは、皆さんある程度理解していただけたと思います。しかし、丸ごと食べるときに「種とワタ」の食感は正直なところ…あまり良いものではありません。

丸ごと焼いて食べると分かりますが、口の中でゴワゴワします。私のオススメの食べ方は「焼き浸し」です。焼いて少し煮ることでゴワゴワから「とろとろ」に変身します。せっかくなので、作り方をざっくりと見ていきましょう!

【材料(2人前)】

・ピーマン…4個

・ごま油…大さじ1

・めんつゆ(2倍濃縮)…大さじ2

・水…80c c

・おろし生姜…小さじ1

・鰹節…ひとつまみ

【作り方】

①ピーマンに穴を開ける。※穴を開けないと破裂する可能性があります。

②フライパンにごま油を引き、中火で熱する。

③ピーマンをフライパンに並べて、両面を焼く。表面に焼き色がつくまで約2分ずつ焼きます。

④焼き色がついたら、めんつゆと水を加えます。おろし生姜も加えて混ぜます。

⑤フライパンを蓋で覆い、中火で5分間ほど煮ます。ピーマンが柔らかくなり、調味料がしっかりと絡むまで煮込みます。

⑥火を止め、器に盛り付けます。

⑦鰹節をひとつまみかけて、完成です!

【ひとこと】
今回は簡単に作れるように「めんつゆ」を選びました。作って温かい内に食べても美味しいですが、一晩冷やして食べても美味しいです!

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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