アウトドアで珈琲焙煎してみませんか 100均商品を上手く使って安価にしかも本格的な炭火焙煎の方法
秋の気配を感じたらアウトドア・レジャーの季節です。
今回はアウトドアで行う本格的な炭火の直火による珈琲焙煎の方法を紹介します。
可能な限り100均の商品を利用してお金を掛けずに行う工夫をしてみました。
まずは今回の珈琲焙煎で使う道具や材料の全てをお見せします。
下の写真がそれです。
全ての物は下の写真の左下に写っている小型のリュックサックに納まりますので、これを背負って身近なアウトドアに出掛けて珈琲焙煎が楽しめます。
使う道具と材料の紹介
コーヒー生豆、これは絶対必要な物ですね。
ネット通販で少量のコーヒー生豆が購入できます。
コーヒ豆用の計量スプーンは100均商品です。
100均商品の柄付きの茶こし網を同じものを2個用意します。
今回の焙煎では1杯分のコーヒー生豆を入れてこれで焙煎します。
100均商品のステンレスピンチを用意します。
このステンレスピンチは実際に使うのは2個だけです。
この商品は100均では洗濯物コーナーなどに置かれていることが多いそうです。
柄付き茶こし網とステンレスピンチは下の写真のように組み合わせて1杯分のコーヒー生豆の焙煎器として使います。
焙煎して挽いたコーヒー豆をドリップする時に使うドリッパー、フィルター、マグカップも全て100均商品で揃えました。
焙煎する為の火力はBBQコンロを利用します。
どのようなBBQコンロでも使えますが、今回のようなケースではなるべく小さく軽いものが良いです。
BBQコンロ以外では、小型の組み立て式の焚き火コンロなどが利用できると思います。
写真のコンロはユニフレーム製の折り畳み式の物で畳むとA4サイズになる小型の製品です。
燃料の炭も適宜用意します。
20〜30分くらい燃焼できる量があればOKです。
着火剤入りの炭を2割ほど混ぜておくと着火が楽になります。
湯沸かしに使う為の小型の鍋とコーヒーミル。
コーヒーミルはアウトドア用を謳った小型の製品を選ぶのが良いでしょう。
500ccのペットボトル入りミネラルウォーターも用意します。
火を扱いますので革製の手袋があると火傷防止に重宝します。
以上が用意する道具や材料です。
コーヒー生豆を焙煎しましょう
コーヒー生豆は焙煎すると量が若干減りますので、それを考慮して5割ほど多めに使います。
柄付き茶こし網に生豆を入れたらステンレスピンチを使って2個の柄付き茶こし網を下の写真のように組み合わせます。
後はBBQコンロの炭火にかざして柄付き茶こし網を揺すりながらひたすら焙煎します。
BBQコンロにはドリップ用の湯を沸かす為に水を入れた小型鍋も乗せておきましょう。
茶こし網越しに生豆の色の変化を観察しつつ焙煎します。
概ね20分くらいで焙煎が完了します。
焙煎が完了したらそのまま暫く置いておき粗熱を取ります。
下の写真程度に焙煎されるまで概ね20分ほど掛かります。
粗熱が取れたらコーヒーミルで挽きます。
粗熱が残っている状態で挽こうとすると豆に残った水分でミルの刃が詰って上手く挽けない事がありますので、焙煎後は豆が完全に冷めてから挽くようにします。
ドリップすれば出来上がりです。
今回は100均商品を多用して比較的安価に出来る珈琲焙煎を紹介しました。
安価に出来るとは言え手間暇はそれなりに掛かりますが、そこがまた良いところです。
1杯のコーヒーも手間暇かけて自分で淹れれば格別な味わいになることうけあいです。
みなさんも天気の良い秋の日には外で珈琲焙煎してみませんか。
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