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ハズレの長ネギを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは八百屋歴10年の青髪のテツです。

10月に入り突然気温が下がったので、かなり肌寒く感じますね。もう鍋を食べたいという方も多いのではないでしょうか。

お鍋で活躍する野菜といえば、白菜、きのこ、春菊などありますが、長ネギを入れるという方も多いでしょう。

そんな長ネギは、実はメロンと同じくらい糖度が高い野菜ということを知っていますか?さらに甘味が強く鮮度が良い個体を選ぶことで、おうち鍋をもっとおいしくすることができます。

そこで今回は「鮮度が良くおいしい長ネギの選び方」を紹介していきます。

長ネギの選び方

鮮度の良い長ネギの見分け方は以下3つのコツをチェックしてくださいね。

・ネバネバの量が多い

・白い部分を触ると弾力がある

・葉先までピンとしている

それぞれ簡単に紹介していきます。

ネバネバの量が多い

おいしい長ネギを見分けるときは、緑の葉の中のネバネバが多いものを選びましょう。

緑の葉の中にあるネバネバは寒さに当たると生成される物質で、セルロースなどの糖が主成分です。

ネバネバは加熱することで甘味に変わります。とろーり甘い長ネギを選ぶならネバネバの多い長ネギを選びましょう。

また、長ネギのネバネバには免疫力を高めるなどの効果も期待できますよ。

白い部分を触ると弾力がある

長ネギは鮮度が落ちると水分が失われ萎びていきます。

鮮度がよく、おいしい長ネギを選ぶなら、白い部分に光沢があり弾力があるものを選ぶと良いですよ。

触ってみて柔らかいものよりも適度に弾力がある長ネギは良いのですが、カチカチにかたいものは煮ても柔らかくならない場合があります。ですのでかたすぎるものは避けるようにしましょう。

葉先までピンとしている

鮮度の良い長ネギを見分けるときは、葉先の状態をチェックしましょう。

長ネギは鮮度が落ちてくると、緑の葉先の部分が枯れて茶色くなっていきます

葉先まで鮮やかな緑色のものを選ぶようにしましょう。

長ネギの選び方まとめ

今回は「鮮度が良くおいしい長ネギの選び方」を紹介しました。

この記事を参考にして、これからが旬の長ネギをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも鍋のグレードをあげるために「おいしい白菜の選び方」や「おいしいにんじんの選び方」も読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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