渓流沿いは標高が低くても涼しい5つの理由 - 夏キャンプで涼しく過ごすなら水量豊富な川沿いへ行こう!
『夏のキャンプは海派?山派』という論争は昔からありますよね。
涼しさで選ぶなら海抜0メートルの海より標高が上がるほど気温が低くなる山に軍配が上がります。
しかし、山でも標高が低いと涼しくない場合もあり、逆に冷たい南風が吹く海辺の方が涼しいことがあります。
そこで、山へ行くなら 水量が豊富な渓流沿いのキャンプ場をおススメします。
実は渓流沿いのキャンプ場は標高が低くても涼しい場合が多いのです。
この記事では渓流沿いのキャンプ場が涼しい5つの理由について紹介します。
①風が冷たい
水量が豊富な川の水は、とても冷たいです。
ということは、川から運ばれてくる風も冷たいということです。
なので、日中でも木陰で涼しく過ごすことが出来ます。
ただ、夜になると急に肌寒くなることもあるのでブランケットは用意しておいた方が良いでしょう。
②川で汗が流せる
水量が豊富な川は透明度が高くて水質が良いことが多いです。
綺麗な川なら水浴びした後に体が乾いても川臭くないので お風呂の代わりにもなります。
昼間に気温が上がって暑くなっても川で ひと泳ぎすれば一瞬で涼しくなります。
渓流の川は、とっても冷たいので逆に体が冷えて寒くなることもあります。
③森の湿度が高い
渓流沿いは森になっていて湿度が高い場合が多いです。
一般的に湿度が高いと蒸し暑いという印象がありますよね。
しかし、森の木々は葉っぱから水蒸気を放出する際に気化熱によって気温を下げる性質があります。
なので、湿度が高くても涼しいんですよね。
そして、針葉樹の森なら川から運ばれてくる冷たい風が木々の間を吹き抜けやすいで、とても涼しいのです。
④川霧が発生する
渓流沿いでは稀に日中の気温と川の水温に温度差ができる時に「川霧」が発生することがあります。
気温と水温の差が8度以上で発生するらしいですが川霧が出ると肌寒いほどに気温が下がります。
⑤早く日が沈む
渓流は山の谷間を流れているので夕方は早い時間帯に山の陰になります。
日陰になれば夕方から涼しくなります。
そして、朝は山陰で日向になるのが遅いので朝寝坊ができます。
夏でもグッスリと眠れるのが最大のメリットです。
最後に
山で涼しくキャンプするなら標高のある野営地に行く必要があると思われがちですが、実は標高が低くても冷たい渓流沿いなら涼しく過ごせるのです。
夏にキャンプへ行くなら渓流沿い!おススメします。