【京都市西京区】お洒落な竹かごに農家直送の新鮮野菜がいっぱい 売上で農業体験や交流して社会貢献活動
「TauT(トート)広場」を中心とした阪急洛西口駅から桂駅の高架下は、「駅は街の縁側」をコンセプトに「トート阪急洛西口」として様々な飲食店や施設、コミュニティー広場などが整備されています。その一つ「京都市交流促進・まちづくりプラザ」を拠点に一般社団法人まちつくり隊の主催で農家さん直送の「CHPベジセット」販売の取り組みが行われています。2024年9月20日にも開催されていました。
「京都市交流促進・まちづくりプラザ」に併設して設けられている「プレイフル・カフェ」は、京都市が選定事業者に委託している施設ですので、残暑厳しい中で、持ち込み自由で市民が自由に休憩できると好評です。ソフトドリンクなどもリーズナブルに提供されています。そのカフェのフロントにお洒落な竹かごに詰め込まれた見るからに新鮮な野菜がいくつか置かれています。
まちつくり隊の松田千夏さんにお聞きすると、「CHPとは、CROPS(農作物)を使ってHUB(拠点)をつくり、人と人とをつなぐPROJECT」だそうです。「桂や大原野などの洛西の農家さんからの新鮮な野菜を直接仕入れて、食卓へ流通させることで、地元の農家の存続と防災にもつながる」のだといいます。
「本日のお野菜」として出されていたのは万願寺とうがらし、オクラ、玉ねぎ、なす、きゅうり、かぼちゃの6種類、これで1,000円はかなりのお得値と言えます。プラ包装を極力なくし、新聞紙などを使って野菜が包装され、籠は西山地域特産の竹を使用しています。
CHPベジセットを受け取るには、プレイフル・カフェにて事前申し込みを行い、商品代(1,000円)を預け、商品引き換えチケットを受け取ります。予約した週の金曜日から土曜日にエコバッグを持って野菜を受け取るのが基本システムです。(詳しくは問い合わせください)
まちつくり隊では、定期的に阪急洛西口駅構内で農家や桂高校園芸科直送の野菜販売「西山の恵み」を開催したり、このCHPの売り上げの一部で農業体験イベントやワークショップを開催して、農家さんとママさんたちや地域住民たちとの交流の場を設けるなど社会貢献をされています。
松田さんは、「今の子どもたちは野菜が生っていたり、植わっている状態も知らない子が多い。ママさんたちでさえ、ズッキーニってこんな風にできるんやといわれます。感動体験を通じて愛着がでると野菜嫌いな子でも好きになってくれたりするんですよ」と語って下さいました。
野菜を買って地域貢献もできるのがいいですね! 興味のある方は利用されてみてはいかがでしょうか。
問合せ先:一般社団法人まちつくり隊(外部リンク) pj-01@ma-chi.net
開催場所:プレイフル・カフェ(京都市交流促進・まちづくりプラザ内)京都市西京区川島五反長町18−2