子どもの朝の支度が遅い!早く動いてくれるオススメのテクニック6選を幼児教育講師が紹介!
こんにちは!幼児教育講師のTERUです!
今回は『子どもの朝の準備』というテーマでお話しさせていただきます。
以前、親御さんから「子どもの朝の準備が遅くて困っている」というご相談を受けましたので、こういったときに効果があると言われる一般的な対応6つと、私の今までの経験でかなり効果の高かった方法を1つご紹介します。
同じように悩まれているいる方は多いかと思いますので、皆さんの子育ての1つの助けになれば嬉しいです!
親御さんからのご質問
私は3歳の娘と10ヶ月の息子の母親です。
今悩んでることは朝、朝ごはんを食べ終わってから保育園に行くまでの身支度が進まないことです。
私は自分達や娘の食事が終わってから息子の離乳食を食べさせるので、その時は娘についていてあげれないのですが、食べさせている間、パズルをしたりして遊んだり、時には絵本読んでとせがまれたりして、着替えや保育園にいく準備をしてくれません。
やっと息子の食事が終わって、着替えや歯磨きなどをしようと促しても、遊びをやめたくなくてなかなかしてくれません。
やることが多くバタバタな朝なので、グズグズしたりするとイライラすることもあります。
「もーママ行くから!」と行きかけるとやっと準備し出し、なんとか保育園には間に合ってはいますが、朝の準備を子どもがスムーズにするようにできるようになる方法、対応はありますでしょうか?
【朝の準備を早くする方法6選】
①親子・兄弟競争
定番中の定番かもしれませんが、お子さんとどっちが準備するのが早いか勝負する方法です。
負けん気の強い子なんかは特に食いついて頑張ってくれます。
兄弟姉妹がいれば、そこで競わせても良いですね。
②子どもに選ばせていく
これは子どものやる気を出す1つのテクニックです。
例えば、お子さんが絵本を読んでいてなかなか着替えを始めないときに「早く着替えなさい!」ではなく
「〇〇ちゃん、この赤いズボンと青いズボン、どっち履く?」
と聞き、選ばせたら「はい!」とその選んだズボンを渡します。
そうすると自分で選んだものなので、着替えが自分ごとになり、スッと着替えを始める子もいます。
これはどんなことにでも比較的有効ですので使ってみてください。
③ストップウォッチでタイム競争
朝食を食べ終わったらストップウォッチやタイマーを持ち、お子さんに
「歯磨きとお着替えとカバンの準備。何分で終わらせる?」
と聞きます。
そして「15分!」などとお子さんに宣言させたら「よーいどん!」と間髪入れずにタイマーをスタートさせてしまう方法です。
これも1つ目の競争と同じくゲーム感覚で頑張ってくれる子も多いです。
④準備が終わったら楽しいことがある流れを作る
準備が早く終わったら、家を出るまで好きな積み木で遊べるなどのルールを作るという方法です。
これが定着化すると、朝の準備をテコ入れなしで頑張ってくれるようになる場合もあります。
ですが、そもそもそのようなルールの枠を越えて親の言うことを聞かずに自分の好きなことを始めてしまう子にはなかなか効果がなかったり、あとは結局家を出る前に遊びを止めたくなくて一悶着といった可能性もあるので注意が必要です。
⑤朝の準備チェックリストを作る
これは結構正攻法だと思います。
子どもは自分ができたことを見える化してもらえるのは嬉しいですし、自立の面でも効果があります。
習慣化もしやすい方法なので、朝の準備を一覧にしてチェックリストで貼り出し、終わったらチェックをするという方法はオススメです。
工夫されているご家庭だと、ホワイトボードにマグネットを用意して「やることが終わったらマグネットを移動していく方法をとられていたりもします。
⑥前日の内にできるだけ準備をする
前日寝る前にお子さんと翌日の準備をする習慣をつけていけば、朝の負担は減りますし、朝も自分がやったことの続きになるので、主体性を持って動いてくれる可能性が高くなります。
準備セットとして、カゴなどに翌日の服など、準備に必要なものを全て入れておくのも良いですね。
いかがでしたでしょうか?
以上6つが、よく言われる効果のある方法です。
次回は、この6つの方法を試してもダメであったときに私がオススメする
という方法についてをご紹介しますので、楽しみにお待ちください。
皆さんの子育てを応援しています!