幼児教育講師おすすめ!子育ての『完璧主義』から抜け出す4つの方法!
幼児教育講師のTERUです。
日々の子育て本当にお疲れ様です!
今回も前回に引き続き『子育ての完璧主義から抜け出す方法』をテーマにお話しさせていただきます。
前回の記事をまだご覧になっていない方はこちら
【完璧主義から抜け出す4つの方法】
①自分に優しい言葉をかける習慣を持つ
人が異常なくらいの完璧主義になってしまう原因の根底には『不安』があると言われます。
周りからどう見られているか。失敗したらどうしよう。そんなことを感じすぎてしまうため、完璧主義に陥ってしまうわけです。
ですので、完璧主義対策の根本は不安対策だと現代の科学では考えられています。
その不安を感じやすい自分から抜け出す方法の1つとして一番シンプルで手っ取り早いのが
- 『自分に優しい言葉をかける習慣を持つ』
ということです。
例えば、何か失敗をしてしまったときや上手くいかないことがあったとき、他にも何かしらに不安を抱えていて一歩踏み出せないときなどに
「人間だから失敗もあるよ。大丈夫だよ!」
「失敗しても気にしないで!また挑戦すればいいよ!」
「できる範囲で大丈夫だよ。無理しないで」
などと優しい言葉をかけてあげる。
つまり、自分で自分を許したり、励ましたりしてあげるということですね。
これを自分の頭だけでやるのが難しいという方は、紙に書き出してもOKです。
自分の足らないと感じた部分やダメだなと思った部分を紙に書き出して、それ対して自分で優しい言葉を別の色で書いてあげます。
もし自分の言葉では浮かばなければ「身の回りの優しい人だったら何て声をかけるかな?」と考えて書いてみてください。
よく昔の人は、こんなことを言います。「自分に自信が無いから不安なんだ!もっと鍛えろ!もっと練習しろ!もっと自分に厳しくしろ!そうすれば不安はなくなる!」。
これは、最近の研究では余計に完璧主義を増幅して、失敗を恐れるようになり、そして行動ができなくなっていくことが証明されています。
1度の失敗や何かやらないといけないことをやれなかったときに、また次に一歩を踏み出すためには自分に厳しくすることではなく、まず自分を許して自分を受け入れることが大事だということがわかっています。
むしろ失敗を受け入れられないとやらなくてはいけないことをどんどん先延ばしにしてしまうことも証明されています。
まずは自分を許して受け入れるから、何度でも挑戦すればいいか!と気楽に思えて、そして切り替えて次の一歩を踏み出せるわけです。
②ゲーム感覚で何事も考える
これは、よく不安対策として使われる有名な方法ですが、人はこれから挑戦することをゲームだと思えると「失敗してもまた挑戦すればいいか」と思えて不安によるストレスが減ることがわかっています。
日々をゲーム感覚で、失敗してもまたコンティニューすればいいと思っていくと完璧主義から抜け出して挑戦できる回数が増えます。
ご家庭でお子さんと接する際などにまずはゲームだと考えてみて、
子どもの心に響く言葉ってなんだろうな?→これいいかも!→全然伝わらない→次の作戦だ!
とまさに戦略マインドでゲームを楽しむような感じに捉えていくと、気づけば完璧主義から抜け出すことができるかもしれませんね。
③完璧主義を効率の鬼に使う
完璧主義の人の一番の欠点は、なんでもタイムオーバー&キャパオーバーになってしまうことです。完璧主義の人は何でも120%やろうとしてしまうので、本当はやらなくてもいい余計なことまでやってしまいます。
そうしている内に、他のやりたかったことができなかったりとどんどんタスクが溢れていって、結果パンクしてしまうわけです。
そうならないためには、結果に対する完璧主義ではなく効率の完璧主義を目指すことがオススメです。
効率の完璧主義とは、とにかく何でも少ない労力と少ない時間で物事をこなすことに超絶こだわるということです。
完璧なクオリティにこだわらないようにするというのは難しいかもしれませんが、自分の中の優先順位を『最小限の労力と最小限の時間で最大の成果を出す』ことにおくことで、完璧主義が一気に長所に変わります。
そうやって自分の行動が変わっていけば、時間が生まれて心にもゆとりができていって、気づけば完璧主義からも抜け出して人生も豊かになっていくということです。
④運動
最後はちょっと普通なことですが、運動はそもそも人のストレスを下げてくれることがわかっているので、不安の解消に繋がりこれまでご紹介した3つの方法をする際の心持ちも楽になります。
いかがでしたでしょうか?
もし完璧主義に疲れたら、私が子育て勉強会の価値観として大切にしている
- 「できる限りできる範囲で」
- 「実践は始めた時点で100点」
という言葉をご自身にかけていただけたら嬉しいなと思います!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
皆さんの子育てを応援しています!