【イヤイヤ期】子どもの「イヤイヤ」を乗りきろう!ママパパのためのイヤイヤ期対応方法☆5選ご紹介!
こんにちは!さっこせんせいです☆
今回は子育てのお悩みに多い【イヤイヤ期】について、効果的な対応方法を5つご紹介します。
その前に、イヤイヤ期の子どもの心情がどのようになっているのかをまずは知っていただきたいと思います☆
▷イヤイヤ期の子どもの状態とは?
2歳前後になると急に自己主張が激しくなって、なんでもかんでも「イヤ!」というようになる時期を【イヤイヤ期】と言います。
なぜ急に「イヤイヤ」言うようになるのか。それまでの子どもたちは《自分》と《他人》の区別が実はまだできていません。それが2歳ごろになると《自分》という存在に初めて気が付きます。それが自我の芽生えです。
それから自分にも考えや気持ちがあるという事に気が付きます。しかしまだ言葉もうまく話せず、表現方法も少ない子どもたちですから、自分の想いと表現力との差に戸惑いを感じるようになります。
また初めて感じる感情にも戸惑いを感じてしまいます。
「こうしたいのにうまく伝わらない」
「こう思っているのにどう伝えたらいいかわからない」
「この気持ちは何だろう?」
親にとって困りごとの多いイヤイヤ期ですが、困っているのは子どもも同じというわけです。
それでも、毎日イヤイヤ言われてしまうと、ほんっっっとに参っちゃいますよね(泣)
そんな時、どのように声をかけたり対応したらいいのかを厳選して5つご紹介したいと思います!
▷イヤイヤ期対応方法☆5選
①まずは共感する!
イヤイヤする子に対してはまずは”共感”です!
「いい加減にしなさい!」「イヤじゃないの!」と言ってしまいたくなりますが、否定的な声掛けは癇癪をエスカレートさせるだけです。伝わらなくてイヤイヤしているわけですから、ママパパは気持ちを分かっているよ。ということを子どもに伝えましょう。
まず共感することで子どもは落ち着くことができたり、安心することができます。
【例】
「もっと遊びたいよね」
「うまくいかなくて嫌だったね」
「ここをこうしたかったんだね」
②子どもに選ばせる
「着替えをしたくない」「トイレに行きたくない」などの自己主張も強かったりしますよね。そんなときは、自分で何でもやりたがるイヤイヤ期の特徴を活かした声かけをしてみましょう!
子どもに選択肢を与えて選んでもらうと、親からただしてほしいことを言われるよりもスムーズに聞いてくれることがあります。
【例】
◇着替えたくないとき◇
「ズボンと服どっちから着替える?」
「こっちとこっち、どっちの服がいい?」
◇トイレに行きたくないとき◇
「ママと〇〇ちゃんどっちが先にトイレに行く?」
「トイレと手洗いどっちを先にする?」
③ぬいぐるみを使う
ママパパの言う事は聞いてくれなくても、大好きなぬいぐるみに言われると素直に聞いてくれることがあります(笑)ぬいぐるみを使って話しかけてみてください!
【例】ぬいぐるみを通して…
「ねぇねぇ、一緒におむつかえない?」
「お片付け一緒に手伝ってほしいなぁ」
また、子どもにしてほしいことを、ぬいぐるみに対して子どもにしてもらうこともオススメです!どういうことかというと、着替えない子どもに対しては、まずぬいぐるみの着替えを子どもにしてもらいます。それから「次は〇〇ちゃんの番だね」と声をかけてみてください。
他にも寝たがらない子に対しては、寝室にぬいぐるみを持っていって、ぬいぐるみの寝かしつけを子どもにしてもらってください。そのまま一緒に寝てしまうこともありますよ!
誰か(ぬいぐるみ)に対して自分からアクションを起こした後だと、子どもは同じことを素直にしてくれやすくなるんです。
④クールダウンさせる
イヤイヤがヒートアップしている状態では、ママパパが何を言っても子どもには響きません。そんなときにはまずはクールダウンする(落ち着かせる)ことを優先してください。
その場所から離れたり、気持ちが切り替えられるような声かけをして、子どもが落ち着いてから共感の声かけをしてみてください。落ち着いてからのほうがはるかに声をかけた時の効果が高いです。
⑤時間に余裕を持って声をかける
思わぬタイミングでイヤイヤが爆発するのがイヤイヤ期ですよね。時間がない時や余裕のない時にイヤイヤされると「いい加減にして!」と言いたくなってしまいます。
余裕がある時とない時、子どもにイヤイヤされても落ち着いて声をかけてあげられそうなのはどちらですか?
もちろん余裕がある時ですよね。
忙しいとは思いますが、ママパパのイライラやストレスを軽減するためにも、なるべく余裕を持って行動したり声かけをすることを意識していきたいですね。
【例】
・帰る15分前に一度子どもに声をかける
・家を出る10分前に支度を済ませておく
・「〇〇が終わったらお風呂に入ろうね」等 事前に声をかける
根気がいるイヤイヤ期の子どもの対応は、これらのポイントを駆使しても難しいことがあるかもしれません。しかしイヤイヤ期というのは、子どもにとっては欠かせない成長過程であり、子ども自身も戸惑いが爆発している状態だという事を思い出してください。
そして時にはママやパパも「イヤ!」と言ってもいいと思います。すべてを受け止めることなんて、いくら親でもできません。家族に協力してもらいながら、子どもと少し離れる時間をとったり、リフレッシュすることも忘れずに、うまくイヤイヤ期の子どもと付き合っていけたらいいですよね。
私もまだまだ子育て奮闘中です!同じように子育てを頑張るママパパを応援しています!!