あの治一郎にベーカーリーがあった!持つだけで手がバターまみれになるバタートーストはカリッじゅわ~~!
バウムクーヘンで有名な「治一郎」。最近はバウムクーヘンで巻いたロールケーキ「治一郎ロールケーキ」も大ブレイクしましたが、そんな「治一郎」にベーカリーがあるのをご存知でしたか?スイーツだけじゃなく、ベーカリーもとってもおいしいんですよ!
静岡発祥の「治一郎」
“幸せを重ねる”がコンセプトの、薄い24層の生地を重ねてできたバウムクーヘンで有名な「治一郎」。飲み物がいらないほど、ふんわりしっとりとしています。
スポンジケーキよりもやわらかい、ふんわりバウムクーヘンで、たっぷりの生クリームを包んだ「治一郎ロールケーキ」も人気。
首都圏でもお店をよく見かけますが、実は静岡発祥のお店だって知ってましたか?
1933年(昭和8年)静岡県浜松市にパンとお菓子の製造販売を行う中村時商店として創業。1948年(昭和23年)に株式会社ヤタローを設立し、学校給食のパンの製造もはじめました。2002年に治一郎のバウムクーヘンが誕生。平成21年浜松に「治一郎 大平台本店」がオープンしたのです。
もともとはパン屋さんだったんですね!
公式ホームページ 治一郎(外部リンク)
治一郎Bakery
先日、静岡に出かけ地下街を歩いていたとき、静岡PARCOの地下に「治一郎Bakery」を見かけました。
お店の方に伺ったところ、日本ではここだけとか。
帰ってから調べてみたところ、確かに静岡パルコのホームページには、全国初の治一郎のベーカリー・カフェと紹介されていました。2022年8月には掛川にもベーカリー・カフェができたようです。
カフェではスイーツ以外に、11時~14時限定のランチメニューもありました。
とろけるビーフシチュー、デミグラスソースハンバーグ、ミックスグリルの3種類。どれも税込1,680円。サラダ、ドリンク、パン、デザート(ミニバウムクーヘン)付きで、なんとパン食べ放題です。
残念ながらランチタイムは終了していたので、パンを購入して帰ることに。
食パンやバゲット、調理パンまであって、何を買おうか悩んでしまいます。
ポップを見て、これは絶対買い!と思った食パン(笑)
パンもハイレベル!
悩んだ末、購入してきたのがこちらの4点。
ぶどうの山、チョコマカダミア、ミニローフ川根茶、バター香るトースト食パン。
マカダミアンナッツが丸ごと1個ごろんごろんと入っているチョコマカダミア。チョコチップとマカダミアンナッツの組合せって、鉄板すぎて、まずいわけがない。
フランスパンベースなんだけど、こちらはソフトフランスになるんですって。バゲットもソフトだそうですよ。お店の人が教えてくれました。
ミニローフ川根茶は、袋から出した瞬間に広がるお茶の香り。手で割ると、さらにお茶の香りが濃くなります。
大納言小豆の甘さとお茶の香りで、食べると「結構なお点前でした」と言いたくなってしまう(笑)
予想もつかない組合せに感動したのがこちら。
ぶどうパンなんですよ。
ぶどうパンに胡桃がのっているんです。
ほんのり甘いカステラ生地ものっています。甘いけれどクッキー生地がのっているメロンパンとも違うおいしさ。
ぶどうパン好きですが、こんな甘くてスイーツのようなぶどうパン初めて食べました。
そして、バター香るトーストパン。
絶対おいしいだろこれ!と、買ってきたパン。大当たりでした。
袋から出そうと手で持つと、もう指がバターまみれに。
発酵バターがたっぷり使われています。
トーストしてクリームシチューと一緒に夕ご飯。
実は1枚はバターを塗って焼いたのですが、バターいりませんでした。
こちらはバターを塗らないで焼いたトースト。中からバターが染み出しているのわかりますか?
じゅわ~~と染み出しています。
割るとこんな感じ。
だから食べると、表面カリッ!中はサクッそして、にじみ出るバターがジュワァ~!
まさしくカリッさくっジュワ~です。
あっという間に食べちゃいました。魔法のように一瞬で消えてしまいましたよ(笑)
買ってきたパンは、どれも当たりでした。
バウムクーヘンが有名だけど、もとはパン屋さんだったのすから、パンがおいしいのも納得です。しかも、値段もそんなにバカ高くないのが嬉しい。
静岡駅から歩いて5分ほどなので、出張や観光で出かけた時に、ちょっと立ち寄ってお土産にすると、職場のOLさんやさんに喜ばれそうですよ。私はランチに行きたいです(笑)
治一郎Bakery
所在地 静岡県静岡市葵区紺屋町6−7 静岡パルコ B1F
TEL 054-272-5543
営業時間 10:00~20:00