健康のために始める運動習慣 ちょっと気になるこんなこと 犬の散歩とウォーキングは両立する?
日常生活に運動を取り入れようと考えると、犬を飼い始めようと思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、もうすでに、犬を飼っている方もいらっしゃるかもしれません。
わが家にも12歳になろうとする愛犬がいるので、犬の散歩とウォーキングについてのお話です。
犬の散歩とウォーキングの違い
犬の散歩とウォーキングの一番の違いは主語が人間なのか、犬なのかです。
ウォーキングと一言で言っても、散歩の延長なのかしっかりと体を動かす運動なのか、によりますが、健康のためや生活習慣病の予防・改善のためのウォーキングならばしっかりと体を動かす運動が必要です。そうすると、ウォーキングも速度を保ちながら一定の時間を歩くので、そのペースに犬が合わせられるかという事です。
犬の散歩では、犬は興味がある場所などに近づいたり、匂いを嗅いだり、他の犬との交流など犬も忙しそうです。また、散歩に欠かせない用も足すので、愛犬のペースに合わて歩きます。
そうすると、運動としてのウォーキングのペースと犬の散歩のペースが合わないことに気付きます。私も愛犬と歩くペースがかみ合いませんでした。どうしたものかと困り、無情にも愛犬のスピードが早くなるウォーキングの速度で歩いてみたのですが、中型犬である柴犬の愛犬は走るに走れない中途半端な速足の速度になってしまい、これじゃ犬が大変だと思いました。だからといって、犬が走れる速度に合わせるようにいくら人間が頑張って走っても、犬が走る速度に合わせられません。四足歩行と二足歩行では違いがあります。
犬の散歩とウォーキングは両立しない?
犬種にも違いはありますし、大型犬や小型犬の体の大きさも関係すると思います。犬にも性格がありますし、飼い主のペースに合わせられる場合もあると思います。しかし、両立させるのはなかなか難しいのではないかと思っています。
健康効果が目的のウォーキングは自分優先
生活習慣病の予防・改善、ダイエットや体力をつける目的でウォーキングするならば、効果が出るのに必要な速度と時間を行うので、自分優先で良いです。私は自分のために運動をするときは自分優先のために1人です。愛犬はお留守番です。冷たいようですが、私にとっても愛犬にとってもこれで良いと自分を納得させています。
愛犬には、愛犬とのお散歩時間を別に作って、愛犬のペースでゆっくりと散歩するようにしています。お互いのためと思っています。
犬とウォーキングするメリット
犬とウォーキングする一番のメリットは習慣にしやすく継続出来る事です。何事も継続は力なりですので、犬がいることによる持続力は大きいです。
生活習慣病の予防・改善に効果的な運動強度にはならないかもしれませんが、運動は、しないより、した方が良いのです。犬との散歩はもちろんゼロではありませんし、体感的には5割から7割ぐらいの運動量はあるかもしれません。
満点の効果は期待できなくても、ゼロではなく、運動した方が良い。そして続けた方が良いのです。しっかりとした効果は出なくても、現状維持や悪化の防止や軽減に役に立つかもしれません。
外出して青空とお日様の下でのウォーキングは、ストレス解消や気分転換、骨を丈夫にするなどの効果もあります。そのきっかけを作るのは犬の散歩であって良いのです。