Yahoo!ニュース

【英語レッスン】「same difference」ってどんな意味?

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「same difference」の意味を例文を使いながらご説明します。「same difference」という表現を聞いたことはありますか?日本語にそのまま訳すと「同じ違い」となりますが、どんな意味になるでしょうか。それでは例文を見てみましょう。

例文

Kevin: Yesterday I went to Shibiya and had some ramen.
Naoyuki: Oh, you mean Shibuya, not Shibiya.
Kevin: Eh, same difference.

ケヴィンがナオユキに、「昨日シビヤに行って、ラーメンを食べた」と言いました。ナオユキはケヴィンが場所を間違えたと思って、「ああ、シビヤじゃなくて渋谷ね」と言いました。それに対してケヴィンは「えっ、same difference」と言っています。

これらの文から「same difference」はどんな意味だと考えられるでしょうか?

same difference = There is some difference, but it's not important.

same difference」は「違いはあるけど、重要じゃない」、つまり、「どっちでも同じようなものだ、大して変わらない」という意味になります。ナオユキから間違いを指摘されたケヴィンは、「シビヤ」も「シブヤ」も同じようなもので大して重要じゃない、と感じているんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?もしあなたが間違ったことを言って、友達がそれを訂正した時、あなたがその間違いをどっちでも良いと思ったら、「same difference」と言ってみてください!但し、「same difference」はカジュアルな表現です。仕事で上司に間違いを指摘された時に、「same difference」と言ったら、怒られるかもしれないのでご注意ください。

同じ内容をネイティブ講師がYouTubeで解説しています。リスニングの練習としても是非ご活用ください!

関連記事

英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

番場直之の最近の記事