「バナナは常温で保存しないで!」八百屋からの警告!その訳とは
こんにちは八百屋歴10年の青髪のテツです。
だんだん暖かくなってきて、果物の鮮度劣化が早くなってきました。特に気温の影響を受けやすい果物として、いちごやバナナがあります。お店で働いているとお客さんからも「バナナってすぐ斑点が出て傷んでいくのよね。良い保存方法ないかな?」と聞かれることがよくあります。実はバナナは保存方法次第で2週間近く長持ちさせることができるんです。
そこで今回は「バナナが2週間以上長持ちする保存方法」を紹介していきます。
バナナが長持ちする保存方法
具体的な保存方法を紹介していきますね。
1.軸が青い打身の少ないバナナを買う
バナナは打身があるところから腐っていくので、長期保存するなら極力打身が少ないものを選びましょう。バナナを選ぶときに、全体をよくチェックして黒ずんでいるところがないか確認しましょう。
2.バナナを1本ずつにバラす
バナナは房のままだと、バナナ1本1本が追熟ガスを出すのですぐ熟してしまい傷んでしまいます。また自重で床と当たっている部分に打ち身ができやすくなるんです。
3.1本ずつぴっちりとラップを巻く
バナナを冷蔵庫の乾燥から守り、直接冷気が当たるのを防ぐことができます。また、追熟ガスが冷蔵庫内に蔓延することも防ぎます。追熟ガスは他の食材に当たると、腐敗を進めてしまうのでしっかりラップしましょう。
4.バナナを冷蔵庫の野菜室に入れる
バナナは冷やすことで低温障害を起こしてしまい皮が黒く変色してしまいますが、この変色は皮に含まれるポリフェノールが表面に現れて黒くなっているだけなので、中身は2週間以上冷蔵庫に入れた時と変わらない状態で保存できます。
ぜひ試してみてくださいね。
バナナの保存方法まとめ
今回はバナナの保存方法を紹介しました。
ぜひ今回の方法を使って、バナナをたくさん食べて頂けると嬉しいです。
他にも「八百屋直伝美味しいバナナの選び方」や「酸っぱいいちごを避ける選び方」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。