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【埼玉・東松山】毎年500杯ほど食べ歩くラヲタが唸った今年最高のラーメンはこちら!

TAR-KUNラーメンヲタク

関西を中心にラーメンの食べ歩きをしているTAR-KUNです!

例年、400杯~600杯のラーメンを毎年食べています。

今年も残りわずかとなりましたので、今年食べたラーメンで最も印象的だったお店をご紹介したいと思います。

今年1月に初めて食べて衝撃を受けたのが、埼玉県東松山市にある

【中華そば 深緑】

埼玉県川島町にある名店【中華そば 四つ葉】のセカンドブランドとして2020年の9月にオープンされ、そのハイクオリティーのラーメンが話題となって全国のラーメンファンが足を運んでいる注目のお店です。

東松山と奈良では距離にして500キロ近く離れていますが、今年の初訪問から既に3度も足を運びました。それくらい衝撃でした。

車でないとアクセスできないような辺鄙なロケーションで、駐車場は10台以上スペースがあります。

メニューは4種類。

説明書きによると

◆黒出汁

六白黒豚の豚骨出汁、東京シャモ、村越シャモロック、ホロホロ鶏の鶏出汁、牡蠣、アサリ、はまぐり、伊吹いりこなどの魚介出汁、ごぼう、マッシュルーム、白菜など、たくさんの食材をバランス良く合わせた”野菜出汁”というスープです。

◆白出汁

黒出汁と同じスープを使い、長野県松本市の大久保醸造薄口醤油にたくさんの乾物と共に火入れをし、熟成させた薄口醤油ダレを合わせました。

◆羅臼昆布と鮭節の中華そば

知床半島の南側、羅臼町産の昆布を使用。

昆布の王様と呼ばれるほど味が濃く、香りの高い出汁に旨味の強い羅臼産鮭節をたっぷりと使用し、四つ葉の地鶏スープと合わせました。

◆極上かつお節の中華そば

四つ葉の地鶏スープに手火山式かつお節(西伊豆)と天然羅臼昆布、鯛などを使用。

鹿児島指宿産の一本釣り本枯れ節を削りたての極薄にてふわりとのせました。

となっていて、全てのメニューを食べましたが、私が特にオススメしたいのは以下の2種。

白出汁

まさに”足し算のラーメン”だというべき、様々な旨味を掛け合わせたスープ。

一口目より二口目、二口目より三口目と食べ進める程に温度の変化などでスープの顔色が変わり、動物系や魚介、野菜などの複雑かつ厚みのある出汁が楽しめます。

シルキーな自家製麺との絡みも良好で、食べていると勝手に笑みがあふれてきます。

トッピングはどのメニューも共通していて、チャーシューはもろみポークと言われる豚肉のバラ、ロース、肩ロースから選択でき、知床鶏のモモ肉のチャーシューもトッピングされています。

羅臼昆布と鮭節の中華そば

マニア心をくすぐる羅臼昆布×鮭節のラーメンは、まず旨味の層の厚みに驚かされます。

明確に鮭節だと伝わる味わいに昆布由来の旨味が押し寄せ、土台の鶏清湯とも合わさってなんとも力強く、オリジナリティーも感じられて絶品な一杯。

出汁がしっかりと染みたメンマも名脇役です。

わざわざ食べに行くラーメンがココにはあります!

是非興味がある方は行ってみて下さい。

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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