スイーツ好きなら一度は行ってほしいケーキ屋さんが横浜市都筑区にあります。

センター南駅から徒歩4分のところにあるスタイリッシュなグレーの外観「BASCULE （バスキュール）」。

自由が丘の名店「Paris S’éveille パリセヴェイユ」で長年スーシェフを務めてこられた佐藤さんがオーナーシェフが務めるお店で、来月で2周年を迎えます。

その実力が世に知られるのはやっぱり早かった。

食べログ2023 ※「スイーツ EAST 百名店」で初選出されました！※2024年版は6月現在未発表

今回は初夏の訪問。きらめくショーケースにはブルーベリーや杏を使った「nouveau」ヌーボー（新作）も並んでいました。

バスキュールのケーキはどれも美味しくて間違いないのですが、今回は初夏にぴったりの「ミルフィユ ヴァニーユ アブリコ」をご紹介します。

ザクッとハラハラと歯切れの良いフィユタージュ、バニラ香るマスカルポーネ入りのクリーム、甘酸っぱい杏のジュレが織りなすハーモニーが絶妙です…！

おすすめポイントを佐藤シェフの奥さまに伺うと「バニラをたっぷりと使用し、マスカルポーネでコクを出しつつ杏のジュレでサッパリと重くならないように仕上げています」と、教えていただきました。

目視でもしっかりと分かるバニラビーンズのたっぷり感。（写真では分かりづらく申し訳ないです…）フィユタージュのザクザク感が見た目から伝わってきますよね。

バスキュールのミルフィユは過去、秋冬に「マロン ユズ」や「マロン ポワール（洋梨）」が展開されていました。ミルフィユの生地に合わせる旬の食材の取り合わせが素晴らしく、毎回ひと口目は新鮮な気持ちになるのです。

今回のミルフィユは杏の甘酸っぱさがアクセントになっていて、初夏の爽やかな陽気を彷彿とさせる味わいでした。

カジュアルな洋菓子とは一線を画した繊細なフランス菓子が並ぶバスキュール。

甘美な世界へ誘う至極のスイーツをぜひご賞味ください。