フライパン一つで鶏むね肉1キロ、サラダチキンの作り方、冷凍保存もOK！
こんにちは、料理ブロガー筋肉料理人です。サラダチキンは高タンパク低カロリーで筋トレ、ダイエットの必需品ともいえる料理です。市販品があって便利なんですが、市販品は毎日食べるには微妙に高い・・・それで自作されてる方も多いと思います。そこで今日は、鶏むね肉1キロをフライパン一つで一度に料理する方法を紹介させて頂きます。
フライパン一つで市販のサラダチキン7～8枚分を作る
鶏むね肉は加熱するとパサパサ、固くなりやすい食材です。鶏むね肉は肉自体に脂が少なく、筋も多いために加熱すると筋が縮み、中の水分が押し出されて固くなります。それを防ぐために効果的なのがブロックのまま適度に加熱する事です。
ブロックのまま、中心にようやく熱が入った。その位に加熱すると柔らかジューシーになりますが、もし加熱不足があると食中毒の危険が出てきます。ですので加熱は十分にしないといけません。
しっかり加熱しても柔らかにする方法
それは加熱前の鶏むね肉を酸味のある調味液に漬けてから料理する方法です。肉は中性なので酸性の調味液に漬けるとタンパク質の結合が緩くなり、加熱しても固くなりにくいのです。この性質を利用してサラダチキンを作ります。
鶏むね肉は1キロ単位で作るとコスパが良い
鶏むね肉は1枚づつ買っても他の肉と比べると安いですが、1キロ単位でお買い得品を売ってることがよくあります。そんな時に買ってきてサラダチキンにし、冷凍保存しておくとコスパ良く作る事ができます。
フライパン一つで鶏むね肉１キロ、サラダチキンの作り方、冷凍保存もOK！
まずは下の動画を参考にご覧ください。
材料 サラダチキン（市販のサラダチキン7～8枚分位）
鶏むね肉 1キロ（330～350g位の鶏むね肉を3枚）
黒こしょう 適宜
A
日本酒 大さじ6
レモン果汁 大さじ1・1/2
塩、鶏ガラスープの素、砂糖 各大さじ1/2
おろしにんにく、おろしショウガ 各小さじ1
作り方
1）鶏むね肉はフォークで全体を刺して穴だらけにして黒こしょうをふります。
2）Aを混ぜ合わせて調味液を作ります。
3）フライパンに鶏むね肉を入れ、混ぜ合わせた2）の調味液をかけて馴染ませ、室温で15～30分漬けます。※室温に置くことで鶏むね肉の中心温度を上げ、熱が入りやすくなるようにします。漬け時間ですが、15分は漬けたいところです。※漬け込み途中、肉を何度か返してください。
4）漬け込んだらフライパンを中火にかけます。煮立ってきたら弱火に落としてフタをして10分加熱します。※最初は鶏むね肉の皮を下にして下さい。そうすることで皮がはがれにくくなります。
5）鶏むね肉を返し、再びフタをして15分加熱します。加熱後、蒸し汁に浮いた脂をすくって粗熱を取ります。
これでフライパンサラダチキンの出来上がりです。
お好みの厚みに切って盛り付け、蒸し汁をかけて頂きます。
冷凍保存する場合
出来上がったサラダチキンはチルド保存で3日、保存可能ですが、それ以上保存する場合は冷凍保存します。
ポリ袋に粗熱が取れたサラダチキンと蒸し汁を入れ、口をとじて冷凍。冷凍保存の目安は1ヶ月くらいです。解凍は自然解凍、もしくは冷蔵庫で一晩かけて自然解凍がお勧めです。
日本酒とレモン果汁の調味液に漬けて蒸したサラダチキンは柔らかジューシーですが、市販のより食感があって肉を食べてるって感じがします。薄味ですが旨味があってとても美味しい。そのまま食べてもいいし、サラダ、パスタなどに使うのもおすすめ。
サラダチキンは高タンパク、低カロリーなので、日常の食事のタンパク質補給に便利な食材です。フライパン一つで鶏むね肉1キロ、サラダチキンの作り方をお試しください。
電子レンジで鶏むね肉2枚を同時にサラダチキンにする方法はこちらです。
