この10年で一気にその数を増やした“間借り”のお店。これから飲食店を始めようとしている人のお試し営業の場であったり、普段は異業種に従事している人が休日に開店したりと、その開業理由は様々です。今回訪れた「123.panini」さんも、毎週月曜日だけ営業する間借りのお店。おしゃれなイタリアンレストランの定休日を利用して営業する曜日限定のカフェで、自慢のパニーニとチーズケーキを食べてきました。

「123.panini」ってどんなお店？

「123.panini」さんがお店を構えるのは、地下鉄久屋大通駅から徒歩4分のところ。ヒサヤオオドオリパークの北端にあるけやき広場から東へ歩いた場所にお店はあり、武平通に面しています。営業日である毎週月曜日はイラスト付きのメニューの描かれたブラックボードが置かれているので目印にして向かいましょう。

同店舗は通常時、食べログ百名店に選出された「Lillà」というイタリアンレストランが営業。「123.panini」さんは「Lillà」さんの店休日である月曜日に間借り営業しているという形になります。

お店の中は、木目とブラックを基調としたシックな雰囲気。普段はイタリアンレストランとして営業しているため、店内のインテリアから洗練されたモダンな印象を受けます。

キッチン側にはカウンター席もあります。気さくな店主と会話ができるので、ひとりで訪れたときも楽しく過ごせそうですね！

看板商品は「パニーニ」と「チーズケーキ」

「123.panini」さんで提供される商品は、自家製のパンを使い鉄製のプライパンでひとつひとつ手焼きした自慢の「パニーニ」。この日オーダーしたのは、ハムとゆで卵、レタスを挟んだ同店の定番商品「モルタデッラハムとゆで卵のパニーニ」。このパニーニに使われているモルタデッラハムとは、日本ではボローニャソーセージとして幅広く知られる、ひき肉と脂身を蒸してハムにしたもの。やわらかめの食感とほどよい脂加減が美味しく、パニーニやサンドイッチの具材にぴったりの素材です。

ひとつの大きなパニーニを半分に切っているため、その断面はとてもフォトジェニックで色あざやか。分厚くボリュームたっぷりなので、大きく口を開けてかぶりつきましょう。

パニーニとともにドリンクをオーダーする場合は、お得なドリンクセットを利用することができます。選択する商品によってセット価格が異なるので、詳細はお店で確認してくださいね！

また、パニーニのほかに、よつ葉のクリームチーズとバターを使った自家製の「バスクチーズケーキ」も提供。こちらもパニーニと並ぶ、同店の看板商品です。真っ赤ないちごが乗った可愛らしいヴィジュアルも必見！ぜひ、自慢のパニーニとともに味わってみてください。

「123.panini」の詳細情報

「苦手」を逆手に取って“美味しい味”を研究

今では看板商品のひとつとなったバスクチーズケーキですが、実は「バスクチーズケーキは苦手だった」という店主。そんなとき、「自分が苦手でも美味しく食べられるものならば、お客さんも美味しく食べてくれるはず」と考え、現在お店で提供しているバスクチーズケーキのレシピに行きついたそうです。お店に足を運んでくれるお客さんを大切にし、誰にでも気さくに笑顔で接する店主へ会いに、この日もたくさんのお客さんがお店を訪れていました。パニーニはテイクアウトもOKで、事前予約しておけば待ち時間を短縮して商品を受け取ることができます。これからさらに注目が高まりそうな「123.panini」さん、みなさんもぜひ注目してくださいね！