７月13日、ESPNは「ブラディミール・ゲレーロJr.、大谷翔平とフェルナンド・タティースJr.がベースボールの新たな顔である理由」と題した記事を発表した。

　ジェフ・パッサンがフェルナンド・タティースJr.（サンディエゴ・パドレス）について書き、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）とブラディミール・ゲレーロJr.（トロント・ブルージェイズ）のパートは、それぞれ、オールデン・ゴンザレスとジューン・リーが担当している。タイトルからもわかるとおり、誰がメジャーリーグの顔なのか（そうなっていくのか）を決めるという趣旨の記事ではない。故障がなければ、ロナルド・アクーニャJr.（アトランタ・ブレーブス）も取り上げられていたかもしれない。

　本文とは別に、そこには、各選手のインスタグラムのフォロワーに関する、小さな囲み記事がある。記事というよりは、データと一文だ。データは、昨年７月１日時点と今年６月30日時点のフォロワー数が記載されている。

　それによると、タティースJr.のフォロワー数は43万5689→104万3873、大谷は38万8988→76万2358、ゲレーロJr.は69万9424→82万9519と推移しているという。大谷のフォロワー数は、どちらの時点でも３人のなかで最も少ない。

　これは、投稿数が大きく影響しているのではないかと思われる。現時点の投稿数は、ゲレーロJr.の1034件とタティースJr.の446件に対し、大谷は17件に過ぎない。また、大谷以外の２人は、ベースボールとはまったく関係のない、プライベートの写真もアップしている。こうした点からすると、大谷のフォロワー数と増加率は驚異的だ。

　現時点のフォロワー数は、タティースJr.が116万6680、大谷が100万549、ゲレーロJr.は89万2493。大谷のフォロワー数はゲレーロJr.を上回り、100万を突破した。

　なお、タティースJr.は、インスタグラムのフォロワーが最も多い現役メジャーリーガーではない。ざっと見ただけでも、上には５人がいる（他にもいるかもしれない）。マイク・トラウト（エンジェルス）が190万2489、ブライス・ハーパー（フィラデルフィア・フィリーズ）が174万5156、ハビア・バイエズ（シカゴ・カブス）が144万8117、ホゼ・アルトゥーベ（ヒューストン・アストロズ）が144万1897、アーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）は125万5633だ。