スーパーで今日から実践できるたった1つの節約のコツ!値上げの秋に対策を!
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
季節が変わるたびに、食料品の値上げが繰り返されていますね。「節約しないとどうにもならない」という方も多いのではないでしょうか。
食料品で節約をする場合は「割高なものを買わないこと」も大事ですが、一番重要なのは「買ったものを捨てないこと」です。
「じゃあ不要なものを買わないように気をつけたらいいね」で終わりそうなものですが、お店側もなんとなく商品をおいてお客さんを待っているわけではありません。
スーパーは購買心理学や実験を繰り返して、お客さんに1品でも多く買ってもらうための工夫を凝らしています。たくさん買っても捨てずに使い切れるのであればいいのですが、生鮮食品や賞味期限の短いものは捨ててしまうこともあると思います。また嗜好品はなるべく買わないようにすることも節約の観点では重要です。
そこで今回は「スーパーで無駄なものを買わないための節約術」を紹介していきます。
メモをして買い物に行く
節約をする上で一番重要なことは、スーパーに買い物に行く前に必要なものをメモすることです。
スーパーはお客さんにより多く商品を買ってもらうため様々な仕掛けをしています。一例を紹介します。
極端に値段を下げる価格戦略:入り口付近の青果コーナーや嗜好品であるお菓子コーナーなどで行われることが多く、お店の入口でまず一品カゴに入れてもらうことで、消費者の財布の紐がゆるくなり、その後のお買い物で買う量が増えるというデータがあり、それに基づいて青果コーナーで激安商品を置くという戦略をとるお店が多くあります。ドラッグストアの入り口や店頭に激安のお菓子を置くのも同じ考え方です。
バンドル販売:3個買ったら◯◯円!みたいな売り方です。これは単純に購入量増が期待できます。こちらもドラッグストアなど別の業種でもよく使われる販売方法です。
関連陳列:生鮮食品の近くに関連のあるタレなどを置く方法です。例えば焼肉コーナーの近くにサンチュを置いたり、豆腐のコーナーの近くになめこを置いたり、なすの売り場の近くに麻婆茄子のタレを置いたり...とさまざまです。
まだまだあるので、例をあげていけばキリがありませんが、このような仕掛けが一つのお店の中にいくつも仕掛けられているんです。事前にメモをして、買うものを決めていない人はこういった戦略にはまりがちです。
結果的に買う予定のなかった品物がたくさんカゴの中に...という結果になってしまうんです。
「そんなわけない」と思うかもしれませんが、実際に効果があるからお店側も継続して続けているんです。
理想的な買い物は広告を見て、冷蔵庫の中の在庫を把握し、数日分の献立をザックリと決めて買い物メモを作ってから行くことです。メモをするのが面倒くさいという方は冷蔵庫を事前にチェックするだけでも、在庫かぶりによるフードロスが削減できますよ。
実際にメモをして買い物を試してみて
スーパーに来店されるお客さんの80%は事前に買うものをあまり決めずにお店に行っていると言われています。
なんとなく「今日は肉じゃがにしよう」と思ってお店に行く人は多くいますが、買うものを全てメモしてお店に向かう人は実際少ないと思います。
買いすぎてしまうとどうしても廃棄のリスクが高くなってしまいます。お店で働いていても捨てることが一番利益面での損失が大きいんです。これは家計も同じことで、食品を捨てることはお金を捨てていることと同じです。フードロスの観点からも、家庭での廃棄を減らすことは重要です。
「私もなんとなく目についたものをカゴに入れてるかも」と思った方はぜひ1度試してみてくださいね。