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大谷翔平の「2試合で3本塁打」は自己最多タイ。3試合の合計ホームランは何本が最多!?

宇根夏樹ベースボール・ライター
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)May 5, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、ここ2試合とも、ホームランを打っている。5月4日に1本、5日は2本だ。2試合のスパンに計3本塁打は、自己最多タイ。昨シーズンは、5月30日と31日(1本、2本)、6月26日と27日(1本、2本)、7月27日のダブルヘッダー2試合目と28日(2本、1本)がそう。その前にも、何度か記録している。

 3試合のスパンに打ったホームランの合計は、4本が最も多い。3試合連続のうち1試合が2本、とは限らない。現時点における、3試合に計4本塁打の最後、2021年6月29日と30日と7月2日は、2本、0本、2本だ。

 次の試合で2本のホームランを打つと、3試合に計5本となり、自己最多を塗り替える。ちなみに、1試合3本塁打以上は、まだ一度もない。

 また、5月4日は5打数3安打、5日は4打数4安打を記録した。2試合のスパンに計7安打も、自己最多タイだ。こちらは2度目。その前の2022年8月16日と17日は、4打数3安打と5打数4安打だった。1度目も2度目も、計9打数7安打だけでなく、7安打中3本が長打も同じだが、長打の内訳は異なる。1度目は、三塁打が2本とホームランが1本。2度目の今回は、ホームランを3本打っている。

 3試合の合計安打は、8本が最も多い。2022年8月15日と16日と17日(1本、3本、4本)に、ここ3試合の5月3日と4日と5日(1本、3本、4本)だ。次の試合で2安打以上なら、3試合の合計安打は、9本以上(3本、4本、2本以上)となる。

 次の試合は、欠場を挟まない限り、5月6日だ。ドジャースは、ホームでマイアミ・マーリンズと対戦する。マーリンズの先発投手は、ロデリー・ムニョスが予定されている。先月20日にメジャーデビューした、24歳の右投手だ。

 これまでの2登板は、それぞれ、シカゴ・カブスとコロラド・ロッキーズに対して投げ、5.0イニング2失点と6イニング1失点。計14三振を奪い、与四球が3、被本塁打は2本だ。スタットキャストによると、平均90マイル弱のカッターと平均95マイル前後のシンカーと4シームに、スライダーとチェンジアップを交えている。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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