【大阪/和泉市】ここは本当に大阪?大自然の隠れ家カフェ!「花菜」のテラスで贅沢モーニング
はらぺこライターの旅人間です。今回は大阪府和泉市にある隠れ家的なカフェを紹介します。知る人ぞ知るパンが美味しいお店です。
「ららぽーと和泉」から車で約7分…。と言っても、府道226号を南に進むと木々に覆われた山の中へと進む。「もしかして道を間違えたかな?」って思う頃、風景に溶けこんだ木造の建物が見えて来ます。
この店の名前は「花菜 おに工房」です。
山の中にポツンと存在するお店ですが、健康的で美味しい料理が食べられると評判で、ランチの時間帯になると混み合います。
敷地に足を踏み入れると、木の温もり、そして親しみを感じます。
ただ、何だろう?この独特な雰囲気…
その答えが分かったのは、代表の飯阪さんにお話を聞いた時でした。
実は…この店、その多くが手作りだという。
山で木を切って、乾かし、それを運んで大工さんと一緒に自分たちで建物を作り上げたんだそう。石で組んだ薪釜も同じ。もちろん専門知識のもとに。
飯阪さんは話し出すと止らない典型的な情熱家です。
「この手作りの石窯で、薪を燃料にしてパンを焼いたら、遠赤外線が生まれて、体にもええし、めっちゃ美味いんやで」「それで石窯は…」と話は加速してゆく。
先ほど感じた独特な雰囲気は、心のこもった思いが店のアチコチに垣間見えたものだ。こだわりの深い、ホント良いお店。
さて、店内に入ると…
雰囲気抜群で、驚いたのはテラス席。
おぉ!すごい…。
川のせせらぎ、鳥のさえずり、そして風が吹くと笹が音を奏でる。
「大阪にこんなカフェが…」と思ってしまうほど、大自然の中にドップリ満ちた景観。春から初夏、秋は最高のシーズンです。
そして今回頂いたのは朝のモーニングセット。
薪釜で焼かれたパンは、外側はパリッとし、内側はモチッとして、しっとりとした中にドシッとした重みを感じます。
そして薪釜で焙煎された珈琲は口当たりがスッキリして飲みやすい。
この雰囲気、この朝ごはん
んっーーー! 最高っー!
あれ?この子は…?
この陶器の人形はキャンドル入れ。鬼をイメージしているそうですが、この地域に伝わる父鬼、母鬼の伝説からだとか。
入口付近から、鬼の置物が数多く並んでいるのも可愛いですよ。
店内ではパンも販売されています。薪釜ならではの風味と食感をぜひ味わってみて下さい。ランチメニューも豊富です。
機会があれば、ぜひお立ち寄りを!