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【冬の寝かしつけのコツ】今日からできる3つの対策!寒い日は夜泣きする?

ねんねママ(和氣春花)乳幼児育児アドバイザー

ぐっと冷え込んできましたね。寒いと心配になるのが「赤ちゃんが風邪をひかないかな?」「寒くないのかな?」ということ。

ただし、温めすぎると危険な場合もあるので判断が難しいところ。

この記事では『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』著者の乳幼児睡眠コンサルタントねんねママが、寒い冬の季節でも安全に快適に寝てもらうための方法を解説していきます。

寒すぎると赤ちゃんは眠りづらくなる?

寒――い!と思いながら、大人だって寝られないですよね?

赤ちゃんも同様に、寒すぎると寝られなくなります。寝るときはリラックスが基本ですので、寒くて身体が縮こまってしまうようでは、リラックスして良い睡眠をとることは難しくなります。

ですから、寒い季節は睡眠環境を寝やすく暖かく整えてあげることは大切になります。
※温めすぎは危険がありますので、過度にあたためすぎないように注意が必要です。

では、適切に眠りやすい環境をつくるためにはどうすればよいのでしょうか?対策を3つ、ご紹介していきます。

寒い日の寝かしつけ対策① 服装を整える

まずは適度にあたたかく、眠りやすい服装を整えてあげましょう。

お住まいの地域にもよりますが、冬は長袖と長ズボンのパジャマが基本(長袖ロンパースでも◎)です。下着に長袖を着るとごわつく可能性があるので、お好みですが個人的には下着はなし/半袖/タンクトップいずれかをおすすめしています。
※長袖ではいけないということではありません。

室温が20度以上であればあまり厚手の素材ではなく、綿素材の薄めの長袖パジャマでもOK、20度を下回るようであればキルティングなど少し厚みのあるパジャマにしていくと良いでしょう。
※フリースなどモコモコした素材は肌の弱い子にはかゆみの原因になったりすることがあります。

そして、その上に「スリーパー」と呼ばれる”着るお布団”を着せてあげましょう。3ヶ月以下の子はスリーパーのかわりにおくるみを使っていただくとよいでしょう。

なぜ、掛け布団や毛布でなくスリーパーやおくるみなのか、というと窒息事故防止のためです。

0歳はやわらかいものが寝床にあると窒息につながってしまう恐れがあるので、掛け布団や毛布は使用せず、かならずスリーパーやおくるみなどを使うようにしてください。

寒い日の寝かしつけ対策② 室温を整える

服装だけではなく、室温をコントロールして暖かく過ごしやすくすることも大切です。

冬の室温の目安は18〜20度程度。それ以下に寒くなる場合はパジャマを厚手にしたり、スリーパーをフリース素材にしたり、中綿入りのものをつかったりするなど工夫をしましょう(前述の「室温別パジャマ」の関連記事参照)。

エアコンによる暖房が最も経済的ではありますが、乾燥が気になる場合はオイルヒーターや加湿機能付きファンヒーターなどを活用するのも良いでしょう。

エアコンで暖房をする場合は、乾燥対策として加湿器を併用することをおすすめします。湿度は40〜60%程度を目安として、調節してみてください。

寒い日の寝かしつけ対策③ シーツをあたたかくする

寒くないように暖めるといっても、その方法は暖房だけではありません。

例えば、同じ室温20度のお部屋で過ごすにも、大理石のひんやりした床にすわるのと、モコモコカーペットの上で過ごすのって寒さが大きく変わるように、体感温度には接地面の温度も非常に強く影響します。

毛布をシーツ代わりにしたり、フランネル素材の敷きパッドを使うなどして設置面の素材感を変えるとあたたかく感じて眠りやすくなることも期待できるので、ぜひ試してみてください。

まだまだ寒い季節が続き、夜中のお世話が寒くてつらい〜!ということもあるかと思います。

なるべく夜泣きせず、自分1人でぐっすり寝てくれるお子さんになってもらうための情報をYouTubeでも発信していますので、参考にしてみてくださいね♪

乳幼児睡眠コンサルタント ねんねママ

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乳幼児育児アドバイザー

乳幼児育児アドバイザー。小児スリープコンサルタント。0-3歳モンテッソーリ教師。株式会社mominess代表。YouTube「ねんねママのもっとラクする子育て情報局」やInstagramなどで乳幼児の育児に関する発信を続け、2024年現在、SNSの総フォロワーは19万人超。運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行っている。著書に『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』『〇✕ですぐわかる!ねんねのお悩み消えちゃう本』がある。

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