【保育園の連絡帳】食事の内容欄にみんな何書いてる?現役保育士が公表【盛ってもバレます】
現役の保育士&資格マニアです。
保育園と家庭との連携ツールの一つが連絡帳です。
特に0-1歳児用の連絡帳においては、夕食と朝食の内容や量について細かく記入するフォーマットになっている場合もありますよね。
今回は、毎日クラス全員分の連絡帳を読み、お返事を記入している現役の保育士の立場から、みんなが書いている食事欄の内容を紹介します。
各家庭の連絡帳を見て、保育園の先生たちがどのように思っているのかも合わせて紹介しますね。
連絡帳の食事欄の記入が憂鬱
保育園の連絡帳というと下のように家庭での食事の内容を記入するようになっている場合も少なくありません。
家庭での食事についての情報は、特に保育園での給食・おやつの提供の仕方や子どもの体調を察するために活用しています。
次に、各家庭でどんな風に食事欄を書いているのか、みんなの連絡帳を覗き見してみましょう。
メニューと量を箇条書きで 80%がこのパターン
夕食・朝食で何を子どもに出したのか、もし食べなかったのなら食べていないものを淡々と記入してあるパターンです。
ほぼ8割、だいたいのご家庭がこのパターンです。
保育士としても内容や量が分かりやすくありがたいです。
例えば、給食で野菜を食べたがらない場合、お家でも食べていない様子なら「野菜が嫌いなのだろう」と判断できますし、お家では食べているのであれば「食材の大きさや加熱の問題なのか」と推測できます。
盛りすぎ注意!盛っても先生にはバレます
本当はカレーライスだけなのに、彩りサラダやデザートまで準備したように”盛って”連絡帳に書いてしまうことありますよね。
でも盛り過ぎは注意です。
例えば次のような連絡帳からは”盛り臭”がしますが、保育園の先生たちがどこに注目をして盛りを見抜くかと言いますと・・
夕食は19時、朝食は早めの6時ですが、この例のお子さんは18時30分降園、朝の7時から保育園に来ているというお家ですので、「家帰ってカレーにサラダに具だくさんスープにデザートまで用意できるわけないよねえ」と思うのがひとつです。
わざわざ盛り付けに工夫をしていることを添えていますが、子どもの情報というよりママ・パパが頑張っていることを伝える情報です。このような情報を見ると、「すごいママ・パパだと先生に思われたいのかな」とか「食事の内容を盛ってるのかな」とか邪推してしまいます。
グラムまできっちり 過去に数家庭レベル
食事の量を伝えるために重さを◯◯グラムと数値で記載している連絡帳。
過去に数家庭いたかどうかですが、わざわざ計測するのは大変過ぎるため、食べたか食べなかったかというざっくりとした書き方で大丈夫ですよ。
何を食べたのか書いていない
「完食」とだけ毎日書いている連絡帳があります。真っ白より良いですが何を食べたのか分からないので情報不足感があります。
1歳児クラス以上であれば食事の内容は情報がなくても大して支障がありませんが、離乳食の子どもはお家でどういった内容の食事を取っているのか是非知りたいです。
おまけ それは子どもではなくママの食事
過去に1回だけ見た連絡帳がこちら。前夜はフレンチを食べに行った様子です。
お子さんはまだ8ヶ月。お誕生日ディナーが嬉しすぎたのか、勢い余ってママが食べたものを書いてしまったようです。
思わず笑ってしまいました。
でも、多くの家庭では外食したことを連絡帳に書くのは気が引けるのか、外食であることは伏せているように思います。
保育士としては外食が栄養的にどうこうというのではなく、前夜外出したことにより生活習慣が変化したという情報の方を参考にしています。
躊躇することなく外食の楽しいお話も是非聞かせてくださいね。
まとめ
現役の保育士の立場から、みんなが書いている連絡帳の食事欄を紹介してきました。
保育園の連絡帳の記入は面倒ですが、”ありのままをざっくりと”で大丈夫なので負担に感じることなく気軽に記入してくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
保育園の連絡帳の自由記入欄(家庭での様子)に他のお家がどのように書いているのかは、「保育園の連絡帳【家庭の様子】欄に何を書く?例文を現役保育士が紹介」という記事で紹介しています。
合わせてご覧くださいね。