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疲れている人は必見!疲れを癒すために大切にしたい2種類の休み方

保育士ごんちゃん保育士/チャイルドカウンセラー

こんにちは!保育士ごんちゃんです。

「無理しない育児」をモットーに、保育士として地域の子育て支援事業に従事しながら、オンラインでも育児に関する情報発信をしています。

そして私も現役の子育て世代で、3人姉弟の育児に日々奮闘しています。

元々私は休むのが下手で、10代や20代でうつ病を経験しました。それでうつ病になりやすいことを自覚してからは、積極的に休むようにしています。

今回は今まで大事にしてきた休み方と、これから大事にしていきたい休み方についてお話しします。

休む=まずは睡眠

あなたは疲れた時やきついと感じた時、どのように休憩を取りますか?

私が今まで大事にしてきた一番の休憩は睡眠です。 睡眠をおろそかにしてしまうと、すごく調子が上がらなくなるんですよね。

特にHSP気質も自覚しているので、日々生きているだけで様々な刺激を受けやすく、何に対しても感情が大きく動いてしまいます。

人と会うだけでも緊張して、敏感に色々なものを感じすぎてしまうので、頑張りすぎて寝なかったりすると本当に疲れちゃうんです。

20代の頃は持ち帰り仕事で徹夜もしていましたが、今では徹夜は一切やめています。子どもたちの寝かしつけの時間が8時半〜9時半頃なので、 その時間には自分もできるだけ寝るモードにするよう心がけています。

育児に睡眠不足はつきもの?

子どもの月齢が小さければ小さいほど、育児で寝不足になりますよね。

でも私はできるだけ睡眠不足になりたくなかったので、夫と協力して睡眠時間を確保するようにしました。

末っ子が新生児〜生後半年の頃は夜中どうしても起きてしまうので、夜の早い時間は夫に家事を任せて自分が先に寝ることにしたんです。

そして、夜中の子どもが起きた時の対応は私がする代わりに、夫は夜中の0〜1時頃から早朝まで続けて寝てもらう、という交代制を取りました。

そうしたことにより、私は夜早い時間に寝始めて、夜中子どもが起きるまでできるだけ寝る、その後は細切れにはなるけれど朝までできるだけ寝る、という習慣ができました。

産後間もない時は特に睡眠不足になってしまうのですが、 睡眠が最もおすすめの疲労回復方法だということは精神科医の方もおっしゃっていて、睡眠不足になるとメンタル疾患にもつながりやすいそうです。

私がうつ病になった時もまさにそうで、徹夜で仕事を続けていたからメンタルにも異常をきたしてしまいました。

産後はうつ状態になりやすいことについても、様々なホルモンバランスの影響だとは言われますが、睡眠不足もかなり影響があると考えています。

そのため、 末っ子を出産した後はできるだけ無理しないように睡眠を最優先にしてきました。

新しい休み方「アクティブレスト」

末っ子が生後半年になってからは、自分の体も徐々に元に戻り、 メンタルもかなり安定したので、新しい休養方法を取り入れたいと感じるようになりました。

それが「アクティブレスト」という考え方です。疲れている時こそ、軽い運動をしたり、積極的に動いて休むことによって、疲労が回復するという考え方があるんですね。

疲れてるな〜とか、なんかだるいな〜とか、頭がぼーっとすると感じた時に、あえて少し筋トレや散歩などの運動をすることで、 成長ホルモンが大量に出て、疲労が回復できるんだそうです。

また、運動することによって血流も良くなるので、疲労物質を押し流してくれる効果もあるようです。

あなたもだるい時に、ソファーに横になってゴロゴロダラダラして、寝るわけじゃないんだけど動かない、というようなことってありませんか?

実はそういう状態よりも逆に体を動かす方が疲労回復に繋がるというのが「アクティブレスト」の考え方なんです。 一見、矛盾してるようにも思えるんですが、脳科学的にも科学的にも正しいと言われています。

これからは疲労回復の仕方や休み方の中に、「アクティブレスト」という考え方も取り入れながら、自分にとって無理のない範囲でやってみようと思っています。

私も保育の仕事で外に働きに出るのは不定期なので、毎日通勤があるわけではなくて、在宅ワークが中心だとどうしても運動不足になりやすいんです。

自分に合う「アクティブレスト」を考えてみよう

近頃まず習慣にし始めたのは朝の散歩です。末っ子の妊娠中から考えたら1年以上、 全く運動していないので、やってみて変わるところや感じるところがあったらいいなと思っています。

そして、家の中で気軽にできる運動としては「宅トレ」もおすすめです。

私はアイドルやハロプロが好きなので、動画を見ながら音楽に合わせて筋トレや軽いエクササイズをする「宅トレ」を実践しています。

新しいアイテムとしてステップを踏むエクササイズマシーンも購入しました(笑)

ジムに行くのはハードルが高すぎるので、こういったツールも使いながら、家でできることからやってみます。

これからはアクティブレストとして運動も取り入れつつ、どんな変化が自分に起こるのか実験するつもりです。

私は末っ子の妊娠で体重が20キロ増えてしまい、それを落としている最中なので、あわせて辛くないダイエットができたらなと考えています。

<SNSでも子育てに関する情報発信をしています>
Instagram ー 子育ての体験談や保育に役立つ情報などをイラストを交えて投稿中! 
Voicy   ー 「無理しない育児」をテーマに子育てのことを音声配信中!

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!

保育士/チャイルドカウンセラー

国立大学で子どもの自立支援について研究中の子育て支援保育士。九州大学教育学部卒。2019年2月に女の子、2021年11月、2023年10月に男の子を出産した3児の母。HSP(Highly Sensitive Person)の気質を持ち、人生で2度のうつ病を経験。現在はがんばりすぎるのをやめて「無理せず自分らしく」がモットー。育児のお役立ち情報やライフハック、子どもと楽しく過ごすための遊び心などを発信。

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