ミニトマトは「ヘタを取ってから、お弁当に入れて!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「ミニトマト」は好きですか?
ミニトマトって、どうして1粒食べ始めたら止まらなくなるのでしょうか?つまみ食いをしているうちに、気づいたら無くなっていた、なんてこともよくありますよね。
さて、今日はそんな魅力的なミニトマトの「ヘタ」についてのお話です。ミニトマトはお弁当に入れると彩りも良く、栄養も豊富で素晴らしいですよね。ただ、ひとつだけ気を付けてほしいことがあるのです。
お弁当にミニトマトをよく入れる方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 「ミニトマト」と「プチトマト」の違い
- ミニトマトの「ヘタ」を取る理由
- ミニトマトの正しい保存方法
- まとめ
「ミニトマト」と「プチトマト」の違い
今日の本題に入る前に、どうしても皆さんに伝えたいことがあります。何かというと…「ミニトマト」と「プチトマト」の違いです。
『どっちも同じでしょ?』と思った方もいるかもしれませんが、実は違うんです。
ミニトマトは、一般的に小さなサイズのトマト全般を指す言葉で、栽培方法や品種によって様々な種類があります。一方、プチトマトは、特定の品種を指す言葉です。分かりやすくいうと…
「ミニトマト」→品種名
「プチトマト」→商品名
そして、「プチトマト」という商品は現在生産終了しています。そう、もう2度と「プチトマト」と呼ぶ事ができないのです(泣)
ミニトマトの「ヘタ」を取る理由
それでは、今日の本題に入りましょう。
タイトルにも書いてある通り、ミニトマトはヘタを取ってから、お弁当に入れるようにしてください!
『ヘタがあると、食べやすくて良い』と思うかもしれませんが、実はそれは危険な行為なのです。理由は「細菌」と「カビ」です。
ミニトマトの表面は滑らかで、細菌が付きにくく落ちやすいのですが、ヘタの部分は違います。ヘタは凸凹しており、細菌やカビが繁殖しやすい環境となっています。
特にお弁当は常温で長時間持ち運ばれることが多いため、菌が増えやすくなるのです。また、ミニトマトは「ヘタ付き」の状態では「ヘタ無し」に比べて約60%以上もカビが発生しやすいと言われています。これはお弁当に限った話ではなく、お店で買ってお家で保存する際も同じです。
ミニトマトの正しい保存方法
『お家で保存する際も同じです』と言ったので、正しい保存方法についてもお伝えしたいと思います。手順は以下の通りです↓
①購入後、ヘタを取り除く。
②水洗いする。
③キッチンペーパーで水気をとる。
④容器にキッチンペーパーをひいて、ミニトマトを並べる。
⑤ミニトマトの上に「キッチンペーパー」を被せる。
⑥容器に蓋をして、冷蔵庫の「野菜室」に入れて保存する。
これがベストな保存方法です。ぜひ真似してくださいね!
まとめ
- 「ミニトマト」→品種名
- 「プチトマト」→商品名
- ヘタは凸凹しており、細菌やカビが繁殖しやすい
- ミニトマトは「ヘタ付き」の状態では「ヘタ無し」に比べて約60%以上もカビが発生しやすい
- 保存する際も、ヘタを取る