オートバイのあれこれ『ドゥカティが世界一に!』
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今回は『ドゥカティが世界一に!』をテーマにお話ししようと思います。
つい先日、今年のMotoGP(ロードレース世界選手権)の最終戦が終了し、ドゥカティのワークスチーム『Ducati Lenovo Team』に所属するF.バニャイア選手がワールドチャンピオンを獲得しました!
バニャイア選手は昨シーズンもドゥカティと共にチャンピオンに輝いているので、これでドゥカティは2年連続で世界王者ということになります。
Congratulations, Bagnaia!
ちなみにですが、ドゥカティはMotoGPと並ぶもう一つの世界的レース、WSBK(スーパーバイク世界選手権)においても2年連続でチャンピオンの座を獲得していて、ドゥカティは今やもうロードレースでは敵無しの状態と言えるでしょう。
ドゥカティファンとしてはとても誇らしく思いますね!
WSBKのほうでは1990年代などドゥカティが強い時代がこれまでにもありましたが、MotoGPでドゥカティが今のようにイケイケだったことは過去に無く、MotoGPの歴史にとっても大きな出来事の一つとなっているのではないでしょうか。
現在のMotoGPには、ドゥカティに加えホンダ、ヤマハ、アプリリア、KTMの計5メーカーが参戦しており、以前はホンダをはじめとする日本メーカーが圧倒的に強かったものの、近年はホンダもヤマハも運営チームサイドとライダーの相性が悪いのか、芳しい結果をあまり残せていません。
先述のとおりドゥカティが強いことは喜ばしいのですが、私はレース好きでもあるので、レース好きの立場から言わしてもらえば、以前のように日本勢にも速さを見せつけてもらって、もっと白熱したバトルを繰り広げてほしいところです。
やっぱりレースは、サイドバイサイド、ドッグファイトを観たいですよね!!(興奮気味)
今年はあまりにもドゥカティが強すぎたため、来シーズンはホンダとヤマハに優遇措置(ハンデ)が与えられるようで、これが2024年のMotoGPにどのような展開をもたらすのか、とても楽しみです。
日本人なので日本勢を応援したい気持ちも当然あるけれど、個人的にはドゥカティファンなのでドゥカティに勝ってほしいという思いもある…。
あぁ、来年も複雑な気持ちでレースをチェックすることになりそうです( ´-`)