【子どもの荷物】自分で持たせた方がいい理由を解説!自立心を育てよう
保育園の先生から、なるべく自分の荷物は自分で持たせるようにしましょう、と言われました。
しかし、わが子はまだ2歳。荷物が重くないかと思い、つい親が持ってしまいます。
そのうち、大きくなったら自分で持つようになるんじゃないかな、と思いますが、小さいうちから荷物を持たせた方がよいのでしょうか?
ご相談いただきありがとうございます。
小さな体に大きなカバンを持つ子どもたち…、重くないかな?手伝おうかな?
あなたの手を差し伸べたいその気持ち、とてもよく分かります。
でも、ぐっと堪えてその頑張りを見守ってあげてください。
それは子どもの大きな成長に繋がる第一歩となるかもしれません。
この記事では、子どもの荷物は自分で持たせた方がよい理由について詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
子どもの荷物は自分で持たせた方がよい理由
自分の荷物は自分で持つということを幼いうちから実践することで、自己管理を学ぶことができます。
自己管理ができると、子どもの自信に繋がるでしょう。
幼いうちから自分の荷物は自分で管理する、という意識があれば忘れ物が減り、自立心が芽生えます。
自立心は人生にとってとても重要です。
成長の中で自立心が育っていないと、
「忘れ物は親のせい」
「親が全部やってくれる」
という考えに陥ってしまう場合があります。
小さい頃からの積み重ねが、子どもの自立心を育てるのです。
1歳からはじめられる!持たせる荷物の内容は?
自分の荷物を持つことは、1歳から実践できます。
歩けるようになったら子どもの身体に合った小さなリュックにぬいぐるみなど好きなものや、オムツなど軽いかつ自分に必要なものを入れてみましょう。
「自分でする!」と言い始めるときがチャンスです。
気づいたときからはじめられる!まずは小さいものから挑戦
1歳を過ぎていても、自分の荷物を持たせることは、親が気づいたときから始めましょう。
いきなり重い荷物を持つのは難しいので、小さいことからはじめるのがオススメです。
・ハンカチ
・ティッシュ
・(オムツの子は)オムツセット
こういった持ちやすい物からスタートすると、負担なく荷物を持てるでしょう。
自分で持てたときはしっかり褒めて
自分で荷物を持てた時は、言葉や態度でしっかりと褒めましょう。
・自分で持ってたから、トイレで手をすぐふけたね
・○○が自分の荷物を持ってくれるから助かるなあ
・ちゃんと持てるね!さすが○○だね
など、具体的な言葉で褒めるとよいでしょう。
はじめは嫌がるかもしれませんが、回数をこなして行くうちに自分で持つことが当たり前となっていきます。
また、大切にしてほしいのが「名前の記入」です。
名前があると自分の物という自覚が増し、大切に扱おうとします。
ぜひ持ち物一つ一つにその素敵な名前を記入し、大切に扱えるように促して行きましょう。
失敗するのも経験!成長のために失敗も大切にしよう
幼少期は、失敗を繰り返して成長します。
カバンに詰め込みすぎて重くて持てなくなったり、忘れ物をしたり、持ちきれない分を持って欲しいと言う時の頼み方を考えたりと、子どもたちなりに様々な経験や試行錯誤を繰り返しながら試して学んでいきます。
なんでも親が手を差し伸べると、それらの経験を学ぶ機会を逃してしまいます。
自立心がしっかりと育つよう、今日からぜひ子どもの荷物は自分で持たせるようにこころがけてみましょう。
将来子どもたちが責任感のある立派な大人になることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。