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運とチャンスを引き寄せる、たったひとつの方法。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。


今日のテーマは、「運とチャンスを引き寄せる、たったひとつの方法」です。

「運とチャンスを引き寄せる、たったひとつの方法」とは、ズバリ、利他に生きることです。利他に生きるとは、自分以外の他人が利益を得られるよう行動する…ということです。
そう、「情けは人のためならず」ですね。
※「情けは人のためならず」とは、「人に親切にすると、その相手のためになるだけでなく、やがては良い報いとなって自分に戻ってくる」という意味の諺です。
決して、「情けをかけると、甘えるようになってしまうので、人のためにはならない」という意味ではございません。

多くの人は、ビックリするほど、利己に生きています。「自分さえよければいい」と思って行動しています。あなただって、駅のホームで電車に乗ろうと待っていて、横入りされたことは1度や2度じゃないと思います。
利己に生きていると、一時的に得するかもしれませんが、長い目で見ると、信用を失うなどして、人生の大きな損失となります。

利他と言っても、大袈裟に考える必要はありません。ごくごく小さな貢献でいいのです。ゴミが落ちていたら出来る限り拾う、人に道を訊かれたら親切に教える、トイレが汚れていたら軽く掃除する…等々です。

他者貢献すると、気分が良くなります。
※ 他者貢献は、無理して嫌々やっているようではいけません。自ら進んで積極的にやることが重要です。スコットランドのハミルトン博士の研究によると、「人に親切にすると、脳内に幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され、ストレス解消になる」そうです。
さらに、他者貢献し続けると、多くの人から信用・信頼されるようになり、運が良くなり、チャンスが巡ってくるようになります。

ここで重要なのは、他者に貢献したら、その他者から、何か返って来るだろうと期待しないことです。あなたに何かしてもらった人は、きっと誰かに親切にすることでしょう。そしてその誰かは、また誰かに親切にすることでしょう。そしてそのうち、巡り巡って、やがてあなたに戻ってくる…と考えることが大切です。
貢献した他者から、直接 何かが返ってきたら「ラッキー」と思う。貢献した覚えのない人から、何かしてもらったら「ウルトラ・ラッキー」と思う…ということです。そういう心構えでいたら、あなたはどんどん幸運体質になっていきます。

利他に生きていると、人に親切にするのが当たり前になるので、いちいち与えた相手のことを覚えておかなくなり、お返しを貰うことも期待しなくなります。
そうすれば、「やってあげたのに…」と思うことがなくなり、人間関係で不満を持つことも減るということです。

私は、日頃から利他に生きるよう心掛けているので、商業出版の話が来たり、講演依頼が来たり、テレビ出演の依頼が来たり、クライアントのご来室が絶えないカウンセラーになったんだと思っています。←若い頃は、赤字にしかならない講演依頼や、学生からの無償の取材も、喜んで引き受けていました。


でも、偉そうに言っている私も、まだまだです。世の中には、驚くほど利他に生きてらっしゃる人が大勢いて、私は今後もそういう人を見習っていきたいと思います。

最後に、
利他に生きようと決心したあなたに言いたいのですが、テイカークレクレ星人には、くれぐれも注意してください。テイカーやクレクレ星人にたかられるようになると、あなたは心身共に疲弊・消耗してしまいますから…。


というわけで、今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。


      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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