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【四條畷市】<城跡を往く>田原城址への登りの道中、写真でわかりやすく紹介します

具志堅浩二フリーライター(四條畷市・交野市)

 四條畷市の東部には、戦国時代の山城跡である「田原城址」があります。以前から気になっていましたので、ゴールデンウィークを利用して見に行ってきました。ただ、現地では最初、城趾への登り方がよくわからなかったので、この記事では写真を数多く使って、道中の様子をできるだけわかりやすく紹介します。

    ◇    ◇    ◇

 田原城は戦国時代、三好長慶が拠点とした飯盛山城の支城として使われました。城主を務めたのは田原対馬守。しかし、織田信長が京都へ入った後は廃城となったそうです。

田原城址のある丘。小さいですが、写真中央部に「田原城址」と書かれた看板が見えます
田原城址のある丘。小さいですが、写真中央部に「田原城址」と書かれた看板が見えます


 坂道を降りていくと、新緑に包まれた丘が見えてきました。林の中に「田原城址」と書かれた看板が立っているのが見えます。

田原城址の北側の道路から東側へ回り込んでみました
田原城址の北側の道路から東側へ回り込んでみました


 城址の北側を東西に走る道路に出ました。さて、どこから登ればいいのでしょうか。わからなかったので、まずは東側へ回り込んでみます。
 お、何やら入口っぽいものがありそうですね。

写真中央の橋を渡ったところに看板が
写真中央の橋を渡ったところに看板が

やはり正しかったようです。坂道を登っていきます
やはり正しかったようです。坂道を登っていきます


 すると、「田原城址入口」と記された看板を発見。やっぱりこちらで正解だったようです。

途中、民家の横を通ります。そのまま道なりに左へ折れると思いきや
途中、民家の横を通ります。そのまま道なりに左へ折れると思いきや

右側の斜面に看板と階段が現れました
右側の斜面に看板と階段が現れました


 坂道を登り、民家の横を通り抜けて林の中へ。

斜面に沿って伸びる階段。ここにも看板が
斜面に沿って伸びる階段。ここにも看板が


 さらに登ると、丘の東側の平たい場所に出ました。城があった当時は、ここに郭が築かれていたのかもしれません。

建物が建てやすそうな平たい場所に出ます。それを右側に見ながらさらに進みます
建物が建てやすそうな平たい場所に出ます。それを右側に見ながらさらに進みます

左側に現れた階段を登ると頂上です
左側に現れた階段を登ると頂上です

 さらに階段を登って頂上へ。

頂上に到着。看板の横から遠くを眺めます。良い景色です
頂上に到着。看板の横から遠くを眺めます。良い景色です


 右側にある田原城址の看板の横へ行き、丘の下の民家や田畑、森を見下ろします。ここなら、敵が攻めてきてもよく見えたはずです。城主をはじめ、城にいた武士たちも、ここから遠くを見下ろしていたのでしょうね。

頂上の様子。石の灯ろうや狛犬など
頂上の様子。石の灯ろうや狛犬など

城の構造などを説明する看板があります
城の構造などを説明する看板があります


 頂上付近にはこの他、城の構造などを説明する看板もあり、しばし見入ってしまいました。

木の看板も
木の看板も


 JR四条畷駅からだと、四條畷市コミュニティバスの田原台センター停留所が最寄りになるでしょうか。興味のある方は、ゴールデンウィーク中の休日を利用して訪れてみてはいかがでしょうか。ただし、道中には自動販売機がなさそうなので、飲み物のない方は事前に購入してから向かった方が良いでしょう。

田原城址の大まかな場所(Yahoo!マップ)

フリーライター(四條畷市・交野市)

1968年大阪府生まれ。バス・タクシー業界紙、電機業界誌の記者などを経て、2015年に独立。現在は、ヤフーニュースオリジナルTHE PAGEや週刊エコノミストなどで、環境問題、食料安全保障、公共交通から街ネタを含めて幅広いジャンルの記事を取材・執筆中。Yahoo!ニュース エキスパートでは、「地域とそこに住む人が好きになる」記事を追い求めて頑張ります!

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