【四條畷市】<城跡を往く>田原城址への登りの道中、写真でわかりやすく紹介します
四條畷市の東部には、戦国時代の山城跡である「田原城址」があります。以前から気になっていましたので、ゴールデンウィークを利用して見に行ってきました。ただ、現地では最初、城趾への登り方がよくわからなかったので、この記事では写真を数多く使って、道中の様子をできるだけわかりやすく紹介します。
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田原城は戦国時代、三好長慶が拠点とした飯盛山城の支城として使われました。城主を務めたのは田原対馬守。しかし、織田信長が京都へ入った後は廃城となったそうです。
坂道を降りていくと、新緑に包まれた丘が見えてきました。林の中に「田原城址」と書かれた看板が立っているのが見えます。
城址の北側を東西に走る道路に出ました。さて、どこから登ればいいのでしょうか。わからなかったので、まずは東側へ回り込んでみます。
お、何やら入口っぽいものがありそうですね。
すると、「田原城址入口」と記された看板を発見。やっぱりこちらで正解だったようです。
坂道を登り、民家の横を通り抜けて林の中へ。
さらに登ると、丘の東側の平たい場所に出ました。城があった当時は、ここに郭が築かれていたのかもしれません。
さらに階段を登って頂上へ。
右側にある田原城址の看板の横へ行き、丘の下の民家や田畑、森を見下ろします。ここなら、敵が攻めてきてもよく見えたはずです。城主をはじめ、城にいた武士たちも、ここから遠くを見下ろしていたのでしょうね。
頂上付近にはこの他、城の構造などを説明する看板もあり、しばし見入ってしまいました。
JR四条畷駅からだと、四條畷市コミュニティバスの田原台センター停留所が最寄りになるでしょうか。興味のある方は、ゴールデンウィーク中の休日を利用して訪れてみてはいかがでしょうか。ただし、道中には自動販売機がなさそうなので、飲み物のない方は事前に購入してから向かった方が良いでしょう。
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