ほんのり濃厚で香ばしい「ピーナッツバターだんご」珈琲と一緒に朝食やブランチにも合いそう
ここ数年、おはぎや和スイーツと呼ばれる和菓子と洋菓子のいいとこどりなハイブリッドスイーツ(ネオ和菓子と呼ばれることも)に出会うことが増えました。パン屋さんやカフェでもあんバターのパンやスコーン、お取り寄せなどでは彩り豊かなおはぎ、羊羹の色合いのバリエーションも実に多彩になりましたね!
カラフルではないものの、茶色いものは美味しいという意見も多々見受けられるように、食欲に直接作用するような色合いってありませんか?
東京都中央区、日本橋人形町に本店を構える「三原堂本店」さん。創業1877年の老舗和洋菓子屋さんは、連日贈答品やちょっとした差し入れ、おやつを購入される方で大人気のお店です。また、街歩きのテレビ番組などにもたびたび出演なさるほか、東京駅などにも店舗を構えるお店です。
人気商品は軽やかな食感と香ばしさが評判の塩煎餅なのですが、生菓子も大人気。大福やお饅頭、お赤飯のほか季節限定の串団子も販売されており、今回は冬季限定品「ピーナッツバターだんご」をご紹介。
みたらし団子でもきな粉でもない、茶色いこし餡。茶色、というよりはベージュに近い色合いですね。澄んだ白肌のお団子とのコントラストが映えるよう、全体ではなく上面にまんべんなく塗られています。そして期待を裏切らない重量感…。
開封した瞬間立ち昇るのは、ピーナッツ特有の香ばしくまろやかな薫香。ずんだやきなこの香ばしさとは全く異なる香りは、お団子にするとどこか新しい出会い。
もっちりと噛み応えのある弾力に富んだお団子と、舌に絡みつくような足腰のしっかりとしたピーナッツバター餡の相性はぴったり!ピーナッツバターの脂質がおりなすまろやかさとほんのりリッチな口当たりも健在です。そのため、柔らかい、というよりはしっかりと噛み応えのある方が和の要素であるお餅とあんこそれぞれの特性が活きたまま、ハイカラなテイストに興じることができます。
これだけボリュームがあると、朝ごはんに熱い珈琲と一緒にいただきたくなりますね。その日一日、力を発揮できそうです!
朝9時30分から営業なさっているので、朝一購入して土曜日の朝のブランチにするのもmのんびりと穏やかな一日のはじまりになる、かも?
<三原堂本店>
公式サイト(外部リンク)
東京都中央区日本橋人形町1-14-10
03-3666-3333
9時30分~19時(土日祝~18時)