「脱水」とはどんな状態?-この時期に知っておきたい「脱水の仕組み」を分かりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「脱水の仕組み」について分かりやすく解説してきます。
人間のカラダと「水」
成人では、体重の約60%が水でできています。
私の体のすべての機能で「水が必須」なため、水分の量や体液の濃度は、厳しく管理されています。
そして、体内に含まれる水の量が不足した状態が「脱水」です。
脱水の状態だと、口渇感(喉の渇き)・めまい・だるさ・皮膚の乾燥・尿量の減少などの症状が現れることがあります。
では、脱水の種類と原因をみていきましょう。
脱水の種類①(水が足りない脱水)
まず、主に「水」が失われることで起こる脱水で、「水欠乏性脱水」ともよばれます。
一番分かりやすい例としては、砂漠で飲み水が無くなって起こる脱水のようなイメージです
また、高齢者の場合だと「喉の渇き」を感じる、脳(視床下部)の機能が低下してしまいます。
そのため、喉の渇きを感じにくくなり→あまり水分補給をせず→水欠乏の脱水になる。ということもあります。
水分補給に関しては「足りないから一気に足す」のではなく、「足りなくなる前に少しずつ足す」のが理想です。
脱水の種類②(塩分が足りない脱水)
汗には塩分(ナトリウム)が含まれています。
そのため、暑さにより、汗をたくさんかくと「塩分(ナトリウム)を喪失」します。
その他にも下痢や嘔吐などでも、塩分を喪失しやすい。
塩分(ナトリウム)を喪失した中で、水だけを飲んでいると、体液の濃度が薄くなっていきます。
これにより体内の水分バランスが乱れて起こる脱水は「ナトリウム欠乏性脱水」と呼ばれています。
汗をたくさんかいたときに、「水と同時に塩分も摂ろう」というのは、こういった意味があるんですね。
実際には、水だけが喪失!塩分だけが喪失!というよりは、混合的に起きていることが多いです。
脱水を予防しよう!
脱水を予防するために、水分補給が大切になりますが、喉が渇いたと感じる前に、こまめに摂るようにしましょう。
また、前述したように汗をかくと塩分も失われるので、塩分も一緒に摂ることが大切ですね。
ただし「水分補給だー!」といって、アルコールやコーヒーなどをたくさん取ってしまうと、逆に脱水に陥りやすいので注意しましょう。
暑いこの時期を健康的に乗り切りましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
併せて読みたいおすすめ記事!
●「"睡眠ホルモン"が不足しているサイン?」
→睡眠ホルモンであるメラトニンについて!
●「それ"幸せホルモンが不足"している?」
→"幸せホルモン"を増やす方法を解説!
●「それ"胃が荒れてる"サインかも?」
→胃が荒れると現れる症状を分かりやすく!
●「"腸内環境を整える"生活習慣5選」
→"腸内環境"が悪くなるとどうなる?
(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おがちゃん先生について
● 東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師
● インスタグラムフォロワー1.6万人超
● YouTubeチャンネル
● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
(それぞれ外部リンク)