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硬い地面に柔らかいアルミペグを打つ方法【裏技】下穴をあける事で岩盤にも打ち込める

たびんちゅや節約キャンプ旅研究家

テントサイトによっては地面が固くてペグが打てない時ってありますよね。

「そんな時は強靭な鍛造ペグを使えば?」と言う意見もあるでしょう。

しかし、鍛造ペグは「数を揃えると重い」というデメリットがあります。

ミニマムキャンプで装備の軽量化をするなら、ペグも軽量なアルミ製で揃えたいところです。

そこで、鍛造ペグを1本使うだけでアルミ製ペグを岩盤に全て打ち込む方法を紹介します。

使用するペグ

使用する鍛造ペグはスノーピークのソリッドステーク20を1本。

そして、メインで使うアルミ製ペグは直径φ6mm×長さ20センチの丸棒ペグです。

テントやタープの付属ペグとして使われることが多く、軽量で価格が安く手に入れやすいペグです。

下穴をあける

まずはテントサイトの岩盤にソリッドストーク20を打ちこみます。

固い砂利地や岩盤でもガンガン入っていきます。

目安としてペグの2/3以上打ち込みます。

そして、ソリッドストークの穴にアルミ製ペグを入れてグリグリと回転させながら引き抜きます。

ソリッドステークの断面は楕円形になっているので、地面の中で回転させると穴が広がって抜けやすくなるのです。

下穴にアルミペグを入れる

ソリッドステークであけた下穴にアルミ製ペグを入れます。

ソリッドステーク20も同じ直径(φ6mm)なので、手の力だけでペグの長さの半分以上は入ります。

そして、アルミ製ペグを叩いて根元まで打ち込みます。

この時、ペグを力いっぱい叩くのではなくコンコンと少しづつ力を加減しながら打ち込むのがコツです。

実は柔らかいアルミ製のペグでも2/3以上地面の中に入っている状態なら固い岩盤があっても意外と曲がらずに打ち込めるのです。

アスファルトに打ち込む

同様にアスファルトの地面に鍛造ペグで下穴をあけて、アルミ製ペグを打ちこんでみました。

ちなみに、ここは自宅の駐車場なので誰にも怒られません。

あまり深く打ち込むと抜けなくなりそうなので、半分だけ打ち込みました。

最後に

この方法なら、20センチの鍛造ペグを1本だけ余分に持って行くだけなのでそれほど重くなりません。

私はいつも、この方法で固い地面にアルミペグを打ち込んでテントやタープを設営しています。

ただ、地面の下に鉄筋コンクリートや割れない岩盤がある場合は鍛造ペグでも打ち込めないので諦めましょう。

装備の軽量化を目指している方の参考になれば幸いです。

節約キャンプ旅研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら野宿旅を楽しむ方法や旅のトラブル対策などを紹介しています。 他にも自作のキャンプ道具やキャンプ・車中泊の裏技なども発信しています。

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