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GWはお支度スペースの見直しがお勧め

麻里恵整理収納アドバイザー

もうすぐ楽しみなゴールデンウィーク!新年度でバタバタしていた気持ちをお出かけなどででリフレッシュしつつ、おうちのお子さんのお支度スペースもこの時期に一度見直してみることがおすすめです。新生活が始まり約1ヶ月。お子さんにとって使いやすい、使いにくい箇所がそれぞれ出てくると思います。①忘れ物が多くないか?②お子さんが使いづらそうにしていないか?③やりっぱなしにしていないか?ここにポイントを置いてチェックしてみましょう。忘れ物が多い事や、やりっぱなしが多い事は、収納方法で解決できることもあるんです。

そこで今回は小学生の「お子さんが自立しやすいお支度棚」についてご紹介をいたします。

1.持ち物チェックがすぐできる!場所を取らないお支度ボード

進学や進級をすると今までの持ち物とガラッと変わることもあり、忘れ物をしやすい時期です。親がひとつひとつ丁寧にチェックしてあげることも理想ですが、正直なところ朝は忙しくてなかなか時間も取れないし、何よりお子さんが一人でしっかり持ち物チェックができたら嬉しいし、お子さんの自立にも繋がります。そんな時におすすめなのがお支度ボード!!持ち物をチェックリストにしてお子さんでも確認しやすいようになります。ただ、お支度ボードを新たに購入したり作成するのはお金も手間もかかってしまう。なので我が家はお支度棚の引き出しに透明なラベルシールで持ち物リストを作り直接引き出しに貼っています。

お支度シールで忘れ物の防止に!
お支度シールで忘れ物の防止に!

ラベルシールを貼るだけなので材料費や手間もかからず、透明にすることで遠目では目立たないためインテリアの邪魔もしません。貼る場所もハンカチ、ティッシュや教科書を置く場所の近くに貼ることで常に目にしやすくチェックもしやすいのです。

2.お子さんの一番使いやすい高さに毎日の持ち物を

毎日持っていくハンカチ、ティッシュ、教科書、タブレットなどを収納している場所がお子さんにとって少し背伸びをしないといけない高さだったり、屈まないと取り出せないような場所にありませんか?取り出しやすい高さは腰から目線の高さ。引き出しの場合はもう少し低く腰から胸の辺りの高さがベストです。そこに毎日使うものを収納してあげると取り出しやすく片付けやすくなります。なので我が家では子供の一番使いやすい高さの引き出しに毎日使うハンカチ、ティッシュを。その隣に教科書を収納しています。教科書は取るまでの動作をとにかく少なくするため扉などをつけず、ケースにも入れずに収納。

使う分を1セットにして収納すれば取りやすい
使う分を1セットにして収納すれば取りやすい

ハンカチ、ティッシュは朝持っていく時に取り出しやすいよう1セットにして手前に収納。そうすることで引き出しを手前に少し引くだけで取り出せます。奥にはハンカチやティッシュのストックを収納。

少ししか引き出さなくても取り出しやすい
少ししか引き出さなくても取り出しやすい

使用頻度に合わせて収納場所を考える事がおすすめです。

3.やりっぱなしの原因は収納方法にあるかも!?

大人だって疲れた日は脱いだ靴下を下にポイっとしたい!!それならまだ小さいお子さんなら尚更やりっぱなしにしやすいのです。なのでポイントはとにかく簡単に単純に!例えば我が家のお支度棚の下の段のラタンバスケットには、たまに持ち帰ってくる体操着セットや、上履き袋、手提げ袋などをバサっと適当に入れています。これはここ、あれはあっち。と細かく分け過ぎてしまうとお子さんも片付けることが億劫に感じてしまい。やりっぱなしの原因に!!取り出しやすく、片付けやすい方法を見つけながらお支度スペースを作っていきましょう。

手提げ袋などをざっくり収納
手提げ袋などをざっくり収納

この時期に一度見直し、お子さんにも直接使いにくいところはないか?確認をしてあげることでゴールデンウィーク明けも気持ちよく通学をしてくれます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

整理収納アドバイザー

三姉妹を育てる元お片付け苦手ママ。⁡子育てに家事に忙しいママ達の救世主となるべく「マネするだけで暮らしやすくなる!」をテーマに発信していきます!

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