福岡で数少ない二郎系。濃厚な太麺のとんこつ醤油らーめんは、マシマシでインスパイアな一杯。
二郎系インスパイア
福岡ではあまり見かけない二郎系。そのパイオニアとして根強い人気があるのが、こちらの「島系本店」。博多島系と呼ばれる博多の二郎系ラーメン。現在は、こちらの志免本店と舞鶴店の2店舗で営業している。博多の二郎系の第一人者として、もう20年近く営業しているからすごい。
島系という名前は、店主さんが鹿児島出身であることから名付けられたとか。二郎系と鹿児島ラーメンを融合させたラーメンみたいで、鹿児島も濃厚な豚骨に太麺ですから、なるほど、の一杯です。福岡では希少な二郎系インスパイアの人気店です。
志免のトライアルがある一角にお店があり、黒のシックな店構えが重厚感あります。駐車場も敷地内にあるので車でもOK。
入口に食券機があり、まずは食券を購入するシステム。野菜の量や麺の太さなどは店内でコールします。
辛辛ラーメン
極濃厚とんこつ醤油のスープの中から、辛さの刺激を求めて辛辛ラーメン。麺は太麺、普通麺、細麺とあります。野菜は、普通(150g)マシ(350g)マシマシ(550g)から選べます。あとはアブラの量も選べます。
今回は、野菜はマシの細麺で。アブラは普通でいただきます。
野菜マシでこのボリュームです。まさに二郎系。この野菜でお腹いっぱいなりそう。
この真っ赤なスープに野菜の脇に隠れたお肉。このビジュアルがたまりませんね。
これで細麺です。二郎系といえば太麺ですが、濃厚とはいえ豚骨の風味がとても美味しく、細麺だと博多っぽく味わえたりもします。お好みにもよりますが、博多らしさをコラボしたくて、今回は細麺チョイスです。ただ、ガッツリいきたいならもち太麺。麺の太さが選べるのは、こんな楽しみ方もできます。
やはり野菜のボリュームはすごい。この濃厚スープにしっかりと混ぜ合わせて。ただ、濃厚とは言いつつも、そんなに重くなく結構あっさり。醤油のカエシの味わいもしつこさもなく、さっぱりいただけるのは、どこか博多らしさの豚骨も感じます。
お肉もさっぱりしていて脂感も少ない。これが博多の二郎系。博多の豚骨風味も持ちつつインパクトもある。パンチが欲しい方は脂を多めにしても良いかも。思った以上にサラリといただけますよ。
店内はカウンターのみ。サラリーマンのお客さんが多いかな、なんて思いますが、女性のお客さんも多いです。中にはお一人さまなんかも。やっぱり野菜たつぷりだと、野菜の旨味と栄養素もいただけますから、ありがたいですよね。
開店と同時にあっという間に満席。人気のお店です。
二郎系でガッツリ、て思いながら、とんこつの風味とカエシの味わいがすごく美味しい。麵の太さや脂の量でカスタマイズもできるから、その時の気分でチョイスできるのは嬉しい。福岡で希少な二郎系。味わいたいならここでしょ。