先日、なにわの難読地名・駅名めぐりの第1弾として東住吉区の「住道矢田」をご紹介しましたが、今回はその第2弾です。

もう、ゆかぷ〜の大阪まちぶらを始めて以来、何度もこの周辺の話題を投稿してきましたが、いつかはこのネタを投稿しようと、あえて、ふりがなを入れてきませんでしたw　今回は駅名です。もうかなり有名だとは思いますがw　

大阪市平野区の「喜連瓜破」。さて、これはいったい、なんと読むでしょうか？

1　きれんうりやぶれ

2　よしれんうりは

3　きれうりわり

4　きれんうりは

正解はどれでしょうか？

正解は３の「きれうりわり」でした。

上の選択肢は、実際に私の友人が読み間違えたものを書かせていただきました。

１か４で間違う方が多かった記憶ですが、これもわからないですよね。

しかし、この地名、駅名の由来ってなんなのでしょうか？

まず、喜連瓜破というのは、地下鉄の大阪メトロ谷町線の駅名で、大阪市平野区の喜連と瓜破、２つの町名を合わせてつけられたものだそうです。

大阪市平野区喜連と大阪市平野区瓜破の地図と駅の位置関係をみると、なるほどと思いました。下記にリンクしておきます。

【関連リンク】大阪市平野区喜連のYahoo!地図 大阪市平野区瓜破のYahoo!地図

それと、喜連と瓜破の地名について、大阪市平野区役所のサイト内に由来が載っていました。

【関連リンク】喜連・瓜破の地名の由来

それによると、喜連は「古事記伝」に「河内の堺なり、昔は河内に属して、万葉に河内国伎人郷とある處なるを、久礼を訛って喜連と云うなり」と記されていたり、呉の国から来た機織の技術者らがこの地に住んで「くれ郷」となり、それがなまって「きれ」になったという説もあるとのことです。

瓜破は道昭法師が祈念の最中に天から光明のさしたご神体が降ってきて、瓜を割(破)ってお供えしたことから瓜破と呼ぶようになったという説。弘法大師が高野山へ登る途中、この地を通り、水をほしいと望んだところ、住民が瓜を割(破)って差し出してこの名がついた説もあるそうです。昔から瓜(西瓜)の産地であったことが由来していると言われているそうです。

【関連リンク】喜連・瓜破の地名の由来

私は何年か前に大阪市内に引っ越してきて、大阪メトロ谷町線に乗った時に「喜連瓜破行き」の電車を見て、なんて読むんだろう？「よしれんうりやぶれ？」と思ったのが最初でした。

平野区に住んでいたこともある私の家族が「『きれうりわり』って読むんやで」と教えてくれました。きれうりわり？　ああ1994年にWEST END x YUKI from O.P.D.の「SO.YA.NA 」という歌に「送っていこ 家どこや？ 喜連瓜破」という歌詞があったことを思い出しました。

WEST ENDは今田耕司さん、東野幸治さんでこの歌の歌詞も担当。YUKIはレポーターなどでも活躍されている武内由紀子さんなんですよね。私は同世代なので、その曲をすごく思い出しました。あと、先週たまたまラジオ大阪でも流れていたので懐かしく聴いていました♪

私の家族は子どものころ、喜連瓜破駅近くにあった「ジャスコ」に行くのが楽しみだったとも言っていましたが、これは以前にご紹介しました。

あと、私の家族は「昔、平野区に住んでいた頃に読んだ住民に配られる広報誌に、喜連瓜破駅のエレベーターは日本の地下鉄の駅で初めて設置されたエレベーターって書いてたよ」と教えてくれました。ネット検索したら、その内容がいろいろ出ているのでご参照ください。

現在は、その駅から近い阪神高速14号松原線の喜連瓜破出入り口付近の高架橋の架け替え工事が行われており、何度かこちらで投稿しました。

【関連リンク】阪神高速、喜連瓜破　リニューアル工事にかんするこれまでの投稿

駅の近くには、先にもふれたイオン喜連瓜破ショッピングセンターがあったり、大きなスーパーのライフ喜連瓜破店もあります。ライフの場所は以前、観光バス会社の大きな車庫だったそうです。その隣には平野警察署が2018年に移転してきました。

これを書くまで、あまり喜連瓜破のことを知りませんでしたが、いろいろあるんですねえ。また、難読地名、駅名をめぐりながら、いろいろ書いていければと思います。