きょう9日夜にNHKの地上波で「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」という番組で「松田優作“ブラック・レイン”に刻んだ命」が放送されました。今回はブラック・レインのロケ地の一つとなった、大阪市淀川区十三本町の「十三サカエマチ商店街」の現在をご紹介します。

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ブラック・レインは1989年秋公開されたハリウッド映画です。監督はリドリー・スコットさん。出演俳優はマイケル・ダグラスさん、高倉健さん、アンディ・ガルシアさん、そして松田優作さんらが出演しています。

松田優作さんの遺作ということもあり、今でもこの映画は語り継がれていると思います。私も仲良しの記者さんが高倉健さんが亡くなられた際に、ロケ地めぐりの取材をしていたところに同行させていただいたので懐かしく思います。

こちらの投稿でも過去に阿倍野区あべの筋の商店街や都島区京橋の商店街など、ロケ地の現在をご紹介しましたが、今回は十三が浮かんだので来てみました。

このロケ地に松田優作さんは登場しませんが、マイケル・ダグラスさんとアンディ・ガルシアさんが歩いて、バイクの集団にからまれるシーンで使われていました。有料動画サイトで映画の場面を確認すると、道頓堀の戎橋から、かに道楽本店の角を左に曲がったら、ここ十三に変わっていたので驚きました。

仲良しの記者さんが持っているこの映画の本には、本来、かに道楽、くいだおれなどに挟まれた道路でこのシーンを撮影する予定が、あまりにも多くの見物人などが来たため、十三での撮影になったと書かれていました。ちなみに、同映画の一部ポスターの背景にもなっているようです。下記リンクを参照ください。

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映画の場面を確認すると、撮影は掲載している写真のアングルで行われたと思います。もちろん35年ほど経っているので街並みは変わっていますね。映画では中央に自転車やバイクが置かれていて、公衆電話も置かれていました。

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伝説の俳優、松田優作さんの迫力の演技をみながら、昭和の終わり頃の大阪の様子が結構映っているこの映画は大変貴重ですね。

きょうのアナザーストーリーズをみて、松田優作さんが命を賭けて撮影に臨んでいたことを知り、また改めてこの作品をじっくりみてみようと思いました。