七夕が近づいてくると、あちこちの商業施設や教育施設の軒先に笹の葉が飾られ、色とりどりの短冊が風になびいてとっても綺麗ですね。皆さんは願い事、書きましたか？

また、給食ではちらし寿司や素麺など、七夕をモチーフにした食事が提供されることも。とはいえ、いくつもの飾りつけの食材を用意して、食卓に出して…としてたら、夏の暑さも相まってへとへと。命を育むはずの夏の暑さは、やる気は育んでくれないようです。

そんなとき、思い立ったらすぐ作れるおしるこがあるのです。

今回は創業1890年、島根県にて伝統を忠実に受け継ぐ傍ら、創意工夫なさった和菓子なども販売なさっている「風流堂」さんの「願い星おしるこ」をご紹介。

最中にお湯を注いでスープに…という商品もありますが、願い星おしるこは包装紙の中にそのままの形で乾燥させたおしるこの元が入っています。勢いよく開封するとおしるこの粉が散ってしまいますのでご注意を。

特段割ったりする必要もなく、お椀やマグカップなどにポンと。今回は冷水で作りましたので、ガラスの器に入れてみました。私は氷水を約70cc程注ぎ一呼吸おくと、黄色と黄緑色のキュートなお星さま、カラフルなポン菓子が姿を現し始めます。お汁粉の中から出てくるので、小豆の色がついてしまうのではないかと思いますがその心配は無用です。

ゆっくりとかき混ぜ、残しておいた氷を3粒ほど浮かべて完成！

すぐにご覧の通りに

なんとも穏やかで滋味深い味わいのお汁粉、さらりとしていますが適度に小豆の粒子を感じることもでき、そこが高級感へと繋がります。また、お煎餅やポン菓子の香ばしさもほんのりとしたアクセントとなり手が止まりません。

どのタイミングでお星さまを食べるかが悩ましい

エアコンで体が冷えてしまった時は、ぜひマグカップとお湯をご用意して召し上がってみてくださいね。体がぽかぽか温まります。

七夕と限定しているわけではないので、テストやプレゼン、試合、といった大事な日の朝に、全日の夜にといったおやつにもぴったり。おひとつ230円程度というカジュアルなお値段も有難いですね。

一人暮らしのお子様へのお土産などにいくつか忍ばせておく、というのもひとつの案かもしれません。

最後までご覧いただきありがとうございました。

柳谷ナオ